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負荷をかけてのトレーニングは新たな気づきの機会にもなります。
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目次
習得のタイミング
それは練習することです。
技術を学び正しい知識を得るとともに
それを実践することで身につきます。
そして、それは反復練習によって
身体にしみつかせなければ
とっさのときに使いものになりません。
何をすべきか考えて、
実行する
では、まだ習得したとは
いえません。
とっさに身体が反応して、
実行する
このレベルに達して初めて
“習得した”といえます。
レベルアップの秘訣は負荷
“習得した”ものをさらに
レベルアップするには
反復練習のやり方を
工夫しましょう。
同じ練習ばかりを繰り返しても
レベルアップのスピードは遅いです。
必要に応じて負荷をあげることが
レベルアップのポイントです。
山トレーニングで階段昇降をするなら
昇降回数を増やす、
背負う荷物の重量を増やす、
インターバル時間を減らす、
こうした工夫が必要です。
テニスであれば
早い球出しで練習する、
遠い球出しで練習する、
深い球出しで練習する、
狙いどころを狭くする、
こうした工夫が必要です。
税理士試験の勉強であれば
制限時間を短くして計算問題を解く
制限時間を短くして理論問題を解く
予告を見ずに理論問題を解答する
こうした工夫が必要です。
もちろん、最初から負荷をかけすぎると
しんどくなって続きません。
最初は負荷の少ないものから反復して、
ある程度身体(頭)がなじんできたら
徐々に負荷を強くしていきましょう。
幹部トレーニング
多くの中小企業で
事業承継のタイミングを
迎えています。
次世代に経営をバトンタッチする
これは現経営者の最後の大仕事です。
後継者にバトンタッチする前に
やっておきたいのがトレーニングです。
まずは自分の横につかせて
さまざまな意思決定の意味と
その背後にあるものを
伝えていきます。
そして、徐々に後継者に
意思決定の機会を与え、
いい内容であれば
それを実践しフォローします。
最初はリカバリーしやすい
事業内部のことについて
意思決定の権限を移譲します。
そして、徐々に外部交渉についても
その資質をみながら権限を移譲します。
こうした一連の承継準備において
後継者にかける負荷は時間です。
意思決定や実行に時間をかけすぎるのは
事業経営にとってマイナスです。
決断即実行、観察検証、決断即修正撤退
こうした意思決定だけは
従業員にはできません。
会社の最終責任者であり、
(連帯保証人かもしれない)
代表者の仕事です。
その仕事の準備は
早めに行いましょう。
『経営計画』活用のすすめ
先日から、豪雨、台風、地震と
平成の最後にこれでもかと
いわんばかりに大規模な
自然災害が発生しています。
いつなんどき、不測の事態が
起きるやもしれません。
「想定外のことが起こった」
で従業員や会社関係者を
路頭に迷わせたくないです。
ですので、日ごろから
対処する施策を練る
こうしたシミュレーションも
やっておきたいです。
このシミュレーションに最適なのが
『経営計画の策定』です。
経営計画はなにも銀行交渉や
予算管理だけのものでは
ありません。
5年計画を立てていく中で
「2年目に幹部3人が一斉に退職したら」
「2年目に取引先A社が倒産したら」
「3年目に若手の入社希望が出てきたら」
こうした事態を想定して
① どう対処するか
② ①の結果どうなるか
これを常に見ておきたいです。
なぜなら、事業における血液は資金です。
資金がつまれば会社は倒産します。
ですので、上記のような事態が発生したときに
対応策いかんによっては資金が逼迫することも
考えられます。
その場合には
「借りやすい今のうちに借りておこう」
こうしたことも見えてきます。
後継者への承継を真剣に考えるならば
こうしたことに取り組む時間を
天引きして確保しましょう。
時間を確保しなければ
こうした“未来をみる仕事”は
手をつけにくいものです。
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【編集後記】
一昨日の朝は姫路城周辺で
望遠ズームレンズ片手に
被写体探しの練習。
広角が使えないという
負荷をかけたトレーニング。
東側の空が明るくなり始める
その瞬間がやっぱり美しい。
【昨日の一日一新】
ダイソーのシールブック
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❐石田修朗税理士事務所HP
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石田 修朗
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