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タンスの肥やしになっている洋服や靴を片付けるために
“古着deワクチン”を使ってみました。

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「もったいない」は場所をとる

大学時代にファッションに興味を持ったことで、
いろんな人とのつながりが生まれ、
多くの体験をできたことはいいのですが、
困ったことがあります。

学生時代から、身長は変化していません。
しかし、体重が約10キロ増え、ウエストも
それに比例して太くなったことで、
「ズボンが履けなくなった」
「Tシャツがパツンパツンになった」など、
時の経過とともに、気に入っていた服が
着られなくなってしまいました。

気に入っていたものだけに大切に着ていたものばかりです。
「もし痩せたらまだまだ着られるやん」などと考えてしまい、
もったいなくて捨てることもできません。

かといって、特に健康上の必要もありませんので、
服を着るために痩せるというのはモチベーションとしては弱く、
日常生活の中で自然と痩せるときを期待せず待つ日々でした。

そんな感じで気がつけば、ズボンが10本以上、
シャツ・Tシャツにいたっては40枚以上が、
肥やしになっていました。

現実に目を向ける

ダイエットをするならともかく、別にそのつもりもありません。
そんな生活ですので、痩せていく気配もありません。
ついに「痩せない」という現実に目を向けて、
肥やしたちを処分することにしました。

ネット検索をすると、不要な洋服を寄付する仕組みを
紹介するサイトがすぐに見つかりました。

洋服を直接寄付する仕組みのものが多い中で、
私が利用することにしたのは、“古着deワクチン”というものです。

流れとしては、

① リクルートIDを取得
② 赤すぐNETにて“古着deワクチン”を購入
  (古着を届ける佐川急便の着払い伝票を購入)
③ 着払い伝票などが届く
④ 50×50×60㎝以下のダンボールに梱包
⑤ 佐川急便に引取依頼

となります。

③の伝票と同梱されていたもの

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“古着deワクチン”1口あたり5人分(100円)のワクチン代金が寄付され、
送った古着は開発途上国で選別作業(雇用創出)を行い、
マレーシアなどで古着として販売される仕組みのようです。

貢献することの心地よさ

ワクチンと雇用創出がこの仕組みから生まれる価値です。
本当に着るものに困った人たちへのダイレクトの支援を
する場合には、他の仕組みを利用した方がいいでしょう。

くるくるっと丸めて燃えるゴミとして出した方が
手間もかからず、楽かもしれませんが、
少々の出費とひと手間でこんなに気持ちよく洋服と
サヨナラできるとは思いませんでした。

やはり、人には本質的に何かに貢献したいという
欲求があるのでしょうね。

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【編集後記】
ちょうど一週間前、原因不明の高熱にうなされました。
下がった後も、両手の握力の低下に悩まされました。
ペンを握れない、PETボトルを開けられない、などに
加えて、PCのキータッチに困りました。
指の位置をキープできず、すぐに指が下がってきて
押すつもりのないボタンを押してしまいます。
マウスを使ってもクリックばかりしてしまいます。
モノを持てなくなることは想像できましたが、
指が勝手に下がってクリックするとは
想像していませんでした。
そう考えると、日頃の何気ない行動でも、常に
いろんなところで筋肉が作用しているのですね。

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。