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ここのチョココルネ、チョコレート好きにはたまらない逸品です。

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映像(実演)がチカラを発揮しない場面

文章には文章の良さがあります。

お気に入りの小説がドラマ(映画)化されたときに
がっかりしてしまうことが少なからずあります。

「え、この主人公はもっとこんな感じだったのに・・・」
「ここで出てくる建物はもっと違うイメージだった・・・」

小説を読むとき、人は頭の中でそれを映像化します。

そして、ハマる小説というのは、頭の中で映像化を
しやすいものだったりします。

わたしが愛して止まない作家は『岡嶋二人』さん。

『岡嶋二人』というのは“おかしな二人”に由来する、
井上さんと徳山さんというコンビのペンネームです。

推理作家の『岡嶋二人』は1989年に解散されていて、
わたしがこの作家に出会ったのはたしか2005年でしたから、
解散後16年の時を経て出会うことができました。
(そう考えると、執筆の力ってすごいですね)

“岡嶋小説”は誘拐を題材にしたものが多く、
また、ほとんど人が死にません。
そして、シリーズキャラクターものも少なく、
ほとんどの作品が単発で楽しむことができます。

“岡嶋小説”は読み始めるとすぐに情景が広がり、
主人公の顔や声も勝手に設定してしまいます。

通常、どうしても限られた時間に収まるように作成される
ドラマや映画に比べると、小説の方が丁寧で細やかな描写が
可能になり、作品に深みが出ます。

それ故、お気に入りの作品をドラマ(映画)化されると
多くの人が違和感を感じるのでしょう。

こうした世界では、映像(実演)が必ずしも
チカラを発揮するとは限りません。

映像(実演)がチカラを発揮する場面

一方で、映像(実演)がチカラを発揮する場面もあります。

昔から愛読しているブログに“テニスと人を紡ぐ詩”があります。
(昔は“庭球狂の詩”というタイトルでした)

パパイヤコーチがテニスの技術や戦略に関する話を
言葉巧みに発信され、とても参考になっていました。
(まだ、お会いしたことはありません)

しかし、あるときから記事に動画がはめ込まれはじめました。

すると、今まで文章で表現されていたことが
よりわかりやすく、すっと腑に落ちたのです。

技術系の情報は、映像(実演)を伴うことで
理解が深まることは間違いないでしょう。

ただし、逆に映像(実演)だけでいいかというと、
そんなことはないようにも感じます。

映像というのは勝手に向こうから飛び込んでくるので、
考えるということを必要としないからです。

考えないと、深みや広がりが生まれにくいです。

一度文章で考えたものを映像で確認したり、
映像を元に考えることをセットにすることで、
技術ははじめてモノにできるのではないでしょうか。

実演のチカラ

先週の土曜日にブログでもお世話になっている井ノ上さん
Excelセミナーとマクロセミナーを受講しました。

井ノ上さんはこれまでにご自身の著書やブログで、
Excelやマクロに関する情報もたくさん発信されています。

それを参考にすることで、実務において効率化が進み、
とても助けられていました。

しかし、Excelの一部の技術やマクロの機能については、
文章だけで理解しようとしてもよくわからないところがあり、
なかなか踏み込むことができないでいました。

「それがなくても昔よりは効率化ができてるし・・・」という一方で、
「放置していると大きな何かを失っているのではないか」とも思い、
悶々としたまま過ごしつつ、タイミングを計っていました。
「学びに行くタイミング」です。

そしてついに先週、その時間を設定することができました。

それぞれの仕組みを解説していただき、実際に作業していくと
目から鱗の連続、ときにマジックを観ているかのようでした。

ここでも目の前での実演、つまりある種の映像を得ることで
ブラックボックスだったものとの距離がぐぐぐっと狭まりました。

ただこれも、単に最初から「こんなスキルあります」という形で
出会うよりも一度考えていたことがよかったと感じています。

これまでに著書やブログで、触れて、考えて、取り入れてみたり、
断念したり、またトライしたり、を繰り返していたからこそ、
自分自身の深いところまで腑に落ちたように思えるからです。

ただし、本当の勝負はこれからで、特にこの1週間が
大切だと考えます。
過去の経験から、セミナー等で学んだことは
1週間放置するとほぼゼロに戻ってしまったからです。

鉄は熱いうちに打て、と言います。

さっそく今日から千里の道の第一歩。
マクロを書いて練習していきます。

では。

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【編集後記】

週末に上京した際に、公認会計士講座の
尾崎(ザック)先生とお会いしました。
噂以上のエリート臭を感じることができて
楽しかったです。

【昨日の一日一新】

パンとエスプレッソと チョココロネ

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。