Pocket

2016年目標コース、続々と開講しています。

DSC03543

いよいよ開幕!第66回本試験への道

昨日から、私が担当する2016年(第66回)目標の
消費税<年内完結・上級コース>が始まりました。

一人でも多くの方の合格を手助けできるよう、
今年も全力で努めていきます。

さて、昨夜のクラスでもお話ししたのですが、
消費税法を学習する際には、まずはみなさんが受験する
試験の内容とその特性を理解しておく必要があります。

消費税法の試験内容

消費税法の試験は、第一問は理論問題で50点、
第二問は計算問題で50点、合計100点の試験問題です。

受験要綱では60点で合格となっていますが、実質的には
上位10〜12%が合格(合格率は毎年多少変動)する試験です。

ここで、そのそれぞれの設問で問われることを整理します。

第一問では、税理士としてクライアントからの相談に対して
適切にアドバイスするアウトプット能力があるかどうか、が
試されます。

第二問では、クライアントの一年間の事業活動の中で生じる
消費税の納税額を正しく計算する力があるかどうか、が
試されます。

第一問で問われること

第一問対策として必須なのが、理論マスターの暗記です。
消費税法の条文を読みやすくまとめたものが理論マスターです。
これをしっかりと暗記しておくことが、まず絶対に必要です。

しかし、それだけでは近年の本試験問題には対応できません。

近年の本試験では、法律上の規定をそのまま問う問題だけでなく、
ある取引についての消費税法上の取り扱いや留意する事項を
教えてほしいといったような、事例問題が出題されています。

前者の場合は、理論マスターを暗記していれば対応できますが、
後者の場合は、理論マスターの暗記・構造的な側面からの理解、
漏れのない伝達スキル、といったことが求められます。

例えば、先月行われた第65回の本試験問題ですと、
問1は前者のパターンですが、

スクリーンショット 2015 09 10 10 12 58

問2は後者のパターンでした。

スクリーンショット 2015 09 10 10 13 05

こうした問題が出てくることを想定して、理論を暗記する際には、
ただ文章を頭の中にコピーしていくのではなく、具体的なイメージを
手元に置きながら覚えていくことが必要になります。

第二問で問われること

第二問は計算問題です。

あるクライアント(事業者)からの依頼で、
納税額を計算するスキルがあるかどうかが試されます。

消費税における納税額とは、

「預かった消費税」から「支払った消費税」を差し引いた残額、です。

ですので、第二問では、「預かった消費税」を正確に求めることと
「支払った消費税」を正確に求めることの2つが要求されます。

そして、これらを正確に捉えるためには、まずは
国内取引を以下の4つに分類する必要があります。

① 課税取引(6.3%)
② 免税取引(0%)
③ 非課税取引
④ 不課税取引(課税の対象外)

スクリーンショット 2015 09 10 10 23 51

消費税の計算問題は、
“取引分類に始まって、取引分類に終わる”といっても
過言ではありません。

3段階に分けて、それぞれの取引がどれに該当するのかを
素早く正確に判定していくことが求められます。

これは繰り返し練習することで、気づきの感覚が養われますので、
何度も反復練習していきましょう。

これと同時並行して行わないといけないのが、
計算パターンの習得です。

「預かった消費税」の計算、「支払った消費税」の計算、
そして、両者を差し引きする計算には、切り捨てたり、
除してから乗じたり、と細かいルールがあります。

これらのルールに従って計算できているかどうかは
採点対象にもなってきます。
計算パターンの習得も、反復練習することが大事になります。
繰り返し練習することで、仕組みを身につけることができます。
正確に身につけていれば、理論問題でも有利に働きますので、
早いうちから、正確なルールで解くように心がけて下さい。

まとめ

当たり前のことのようですが、
「何が問われるか」を意識して勉強されている方は
意外と少ないように感じます。

ただただ、与えられた課題をクリアしていくことでも
一定の力はついていきますが、本試験の特性を知っておけば
より実践的な力を効果的に身につけることができます。

授業では、できるだけ本試験での出題パターンを紹介して、
実戦を想定した学習ができるようにサポートしていきますが、
同時に、こちらのブログでもみなさんの気づきになる視点を
紹介できれば、と考えております。

これから1年、頑張っていきましょう!!

==============================

【編集後記】
全米オープンもいよいよベスト4が出そろいました。
ジョコビッチ(世界№1)vsチリッチ(前年覇者)
ワウリンカ(GSで抜群の強さ)vsフェデラー(世界最高)
錦織選手がいないのは寂しいですが、
今年もさすがという選手が残ってきました。
もちろん、フェデラーの優勝を信じて応援します!

【昨日の一日一新】
スターバックス オレンジブースト

==============================

The following two tabs change content below.

石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。