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うまいこと惹きつけているな、と思ったこと。
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目次
細分化がカギ
「細分化」して「特定のモノ」にスポットを当てる
このようにして、一部の人を何度も強烈に
惹きつけている事例が世の中にはあります。
わたしがよく食べているのはカレーですが、
その中でも、「スリランカ」や「インド」、
「ネパール」といった地方性を出していたり
「チキンカレー」や「キーマカレー」といった
特定のメニューにこだわる店も多く、それを
食べるために足を運びます。
CoCo壱番屋みたいに豊富なラインナップが
好みの方もいらっしゃるでしょうが、
他にカレーチェーン店が登場すると、
いつ取って代わられるか、わかりません。
上述した、特定のモノにこだわった店は、
ターゲットこそ狭いものの、それゆえ
大手からは真似されにくく、
そこにこそ中小事業の生きる道が
示されています。
身近にみる事例
神社での事例
そんな事例が神社にもありますよね。
学問の神様 → 天満宮
商売の神様 → えべっさん
お産の神様 → 日岡神社、白國神社
スポーツの神様 → 白峯神宮
など、みなさんの身の回りにも
特定のモノにこだわった神社が
ありますよね。
おそらく学問や商売、お産、スポーツに
関心がない人にはウリにはなりませんが、
それらに関心がある人からすれば、
近くにある総合商社的神社よりも
御利益がありそうと惹きつけられる
存在にちがいありません。
全国的にさまざまな点にこだわる
神社があると思いますが、わたしの
事務所の近くにも“目のお宮”が
あります。
お地蔵さんにも
そして、お地蔵さんにもあります。
わたしがかれこれ30年にわたって
お参りするところがあります。
それがここ。
『腰痛地蔵尊』
その名のとおり、腰痛に
“特化”したお地蔵さんです。
お地蔵さんなので無人ですが、
お参りの手順が貼り付けてあります。
わら草履を買って、それを履いて、
奥のお地蔵さんの前の赤い石を踏んで
お参りします。
きっと、ここが腰痛に“特化”していなければ、
地元の人以外には通り過ぎられることと思います。
しかし、“腰痛”を明確に謳い文句にすることで、
多くの人に知ってもらうことができています。
そして、多くの人の“腰痛”をやわらげる価値を
提供されたことでしょう。
姫路から山間部に向かう道中にあるので、
年に1，2度しかお参りしていませんが、
この道を通るときにはついつい立ち寄って
しまいます。
わたし自身は腰痛もちではありませんが、
身の回りの人を思い浮かべると、だいたい
誰かが腰痛持ちなんですよね。
そういう意味では、万人が苦しむ腰痛が
ウリになっているこのお地蔵さんは、
他のお地蔵さんよりも多くの人に
貢献できているでしょうね。
最後に
中小企業ビジネスの世界もきっと、
「なんでもやります、できます」は
価格の安さ以外では選んでもらえません。
コレは他には負けません！といった
キラリと光るものを持つことが
中小企業ビジネスのポイントです。
そして、その『キラリ』を探すのが
経営者の務めです。
規模を拡大して、世の中により多く、
わが社の価値を提供したい経営者は
現場を離れ、『キラリ』を探し、
発信する業務に就ける体制に
自ら持っていくようにしましょう。
そのために、何をどういった手順で
進めていくべきか、経営計画を作って、
未来への道を明確にしましょう。
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【編集後記】
土曜日は子どもを連れて
佐用町の昆虫館へ。
カブトムシに大人も
興奮してしまいました。
【昨日の一日一新】
手芸の丸十
ちょっとしたピタゴラ装置
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■ 石田修朗税理士事務所HP
開業支援・経営計画支援の石田修朗税理士事務所
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石田 修朗
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