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近くの公園では、芝生の育成にスプリンクラーが活躍しています。

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生業について考える

世の中にはたくさんの作業があります。

多くの作業の中で、世の中は成り立っています。

これらの作業が仕事を生んでいる側面があります。

人の手で行われていた作業は今や機械が取って代わる
ようになり、一定量の仕事が無くなりつつあります。

われわれの業界もしかり。単なる申告や記帳作業などは
どんどんオートメーション化が進むことでしょう。

実際にクラウド会計を実験的に使用していますが、
精度はともかく非常に便利です。

遠くない将来にそうした時代が到来する中で
税理士業を生業とするためにどうあるべきか、
そんなことを日々考えています。

税理士業というのはサービス業です。
であるならば、やはり
『お客さんから感謝・感動されて、
その対価として報酬をいただく』
ということに尽きるのではないか、
と考えるわけです。

刺激をいただいた本の紹介

最近読んだ本に『世界一の庭師の仕事術』があります。

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“仕事術”というタイトルに惹かれて購入したものの、
読んでみると“仕事への情熱や姿勢”をビシビシと
伝えてくる本でした。

路上販売から花屋をスタートし、他にまねできない
圧倒的なサービスとセールス力で事業を拡大し、
紆余曲折を経て、英国国際ガーデニングショーにて
2006年から3年連続でゴールドメダルを獲得された
石原和幸さんの著書です。

この本の中で、著者はこう言っています。

「原価+利益」を売り値にすればいいんだという商売を
している人は、絶対に生き残れません。
「100円で仕入れたものにふつうは3割利益を乗せるだろう」
という程度の発想で商売をしている人が、
生き残れるわけがないのです

この本の中で著者が強調しているのは、
とにかく『お客さんを感動させること』

小売りとサービスで業種は違えど、著者の取り組みを通じて、
「作業が対価を生むのではなく、価値で対価をいただく」
ということを改めて実感させてくれる本でした。
(もちろん、作業自体が価値となることもあるでしょう)

具体的に取り組まれた事例も多く紹介されており、
文章も人間味溢れるもので、200ページくらいと
ボリューム的にも読みやすくておすすめです。

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【編集後記】
昨夕、帰省してきた高校のキャプテンと試合。
見事に返り討ちにしてやりました。
リベンジマッチに備えて、いっそう練習に励みます。

【昨日の一日一新】
キャプテンと市営コートでテニス

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。