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新舞子の浅瀬での日の出風景は何度でも訪れたい美しさですが・・・、

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インフルエンザ追試の是非

高校入試は是

朝、ニュースを見ていると、
インフルエンザの猛威について
辛坊治郎さんが話をしていた。

そう、私はす・またん派である。

それはいいとして、話題は高校入試。

インフルエンザに
罹患した受験生に対して
追試を、というもの。

非常に強力なウィルスに倒れた
未成年者への救済措置として、
理解できる話である。

とくに人格形成もままならない
15歳前後の青年に対しては
そのような措置を講じて、
できるかぎりの納得感を
感じられるように
していただきたい。

大学入試は非

しかし、これを大学受験に
適用するかというと、
それには少なからぬ
違和感を覚える。

これは、年一回、しかも
自身の点数どころか、
正解すら発表されない
「税理士試験」にどっぷりと
浸かってしまった故の
ものかもしれない。

だが、18歳という年齢からして、
入試が健康管理も含めた戦いであると
事前に認識することは十分可能であるし、
知識の習得以外に、そうした要因に
対してもケアする経験を積むことは、
物事を他面的に捉える訓練として
好ましいことでもある。

そもそも、インフルエンザだけを
別枠で考えることもいただけない。

多くのケガは突発的に起こる。

消費税の試験委員をされた石原先生が
まだTACで講師をされていた際、
税理士試験の直前に腕を骨折して
1年を棒に振ったという話も聴いた。

そしてまた、病気もときに
突然襲いかかってくる。

前日まで3セットマッチを
平然とこなしていた後輩が
髄膜症を発症し緊急入院、
その後数ヶ月にわたり
苦しんだのも記憶に新しい。

こうした不可抗力に対して
ケアしないのであれば、
インフルエンザにも
ケアする必要はない。

それは、未成年者には酷だが
18歳の成人(オトナ)には
理解できなければならない。

また、世の中にはときに
あらがえない力が働き、
思いどおりの結果を得ることが
できないことがあるということを
経験することは決して
マイナスばかりではない。

折れにくいメンタルを構築することも
受験勉強がもたらす一つの効能である。

逆に、そうしたメンタルを育てることなく、
ただ流れのままに受験戦争に我が子を
送り込む親は反省すべきであろう。

順位をつけないことを
是とする徒競走など、
もってのほかである。

もはや“競走”ではない。

“お散歩”である。

子供の自尊心を慮るのであれば、
子供の成長要因を阻害することの
愚かさも認識すべきである。

真剣な競走で負ける経験は、
勝つ経験よりも得るものが
あるかどうかはわからない。

だが、“負けない経験”よりは
少なくとも学ぶことが多いだろう。

センター入試は秋開催がベストでは

話がそれてしまった。

今回のニュースでふと思い出したのが
『センター入試を秋にやろう』と
いうこと。

大学の二次試験ももちろん秋開催。

その理由は主に3つある。

健康リスクの高低

1月半ば〜3月上旬までが
(推薦入試を除けば)現行の
大学入試スケジュールである。

1年でもっとも寒い時期である。

そりゃ体調を崩す人も
たくさん出る時期でしょう。

インフルエンザの流行も
毎年12月ころからである。

花粉症も、早ければ
1月から反応する。

最も健康リスクが
高まるこの時期に
なぜ受験を続けるのか。

一種の思考停止になってやいないか。

そう感じるわけである。

交通リスクの高低

最も冷え込むということは、
雪による交通網の乱れが
最も生じやすいのである。

最も交通リスクが
高まるこの時期に
なぜ受験を続けるのか。

一種の思考停止になってやいないか。

そう感じるわけである。

勉強以外に打ち込む経験

わたしの通った高校は
特別優秀な進学校と
いうわけではなかったものの、
大学への進学が当たり前と
いうレベルではあった。

すると、秋に開催される
学校行事などは
当然片手間な人間が
続出する。

やりたい人間が中心になって
1,2年生を巻き込んで
なんとか体を為す。

かくいう私は、
そういうイベントが
キライではないので、
けっこう真剣に打ち込む。

目立つことは苦手なので、
裏方として準備に精を出す。

そうして培った経験と交流は
かけがえのないものである。

受験とかぶらないように
春先に開催するということが
行われているようであるが、
そんなもん早くしたって
おんなじである。

のちに受験が控えているかぎり、
おちついて取り組むことなど
不可能である。

そう、受験を秋にすることで、
晩秋から冬にかけて、
高校最後のひとときを思う存分
謳歌することができるのである。

最後に

別に受験制度を変えるべきだと
声高に叫ぶつもりはない。

ただ、“思考停止”を感じると
いうだけのこと。

そこに介在するリスクを
考慮しているのか、ということ。

変化の良し悪しはともかく、
“思考停止”はよくない。

先日、編集後記で触れた
『el-tax問題』

わたしは完全にやらかした。

後で考えてみれば
想定できるリスクであった。

しかし、見通しが甘く、
なんとなく作業を
“まとめて”しまった結果、
無駄に時間を浪費する
こととなった。

こうした経験を通じて、
『思考停止』は業務効率化の
最大の敵であり、
そこを改善することで
大きく前進する業務は
まだ必ず身の回りにある、
ということ。

世の中の思考停止を
見つければ見つけるほど、
自身の思考の浅さを
顧みるのである。

辛抱ならないほど、
哀しくなる。

そうした意味でも、
様々なできごとに
アンテナを高く
掲げていたいと思う。

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【編集後記】
今日はいつもの1.3倍の
カレー粉でカレー作り。
発汗作用が激しく、
熱楽しい感じが最高。
ちなみに、具材は
“しめじキーマ”でした。

【昨日の一日一新】
ヌーベルシックでモーニング
長男と城郭センター(図書館)へ

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■ 石田修朗税理士事務所HP

開業支援・経営計画支援の石田修朗税理士事務所

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。