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500円玉貯金ではなかなか到達しません、、、
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目次
10年で3,000万円
会社の手元資金として
3,000万円あれば
いいですよね？
なかなか1年ではつくれません。
10年で3,000万円の資金を
会社に貯めたいとします。
単純計算で1年あたり
300万円を貯めれば
10年で3,000万円です。
では、1年で300万円の資金を
生み出すには、いったい
いくらの売上が必要か、
試算してみましょう。
ポイントは逆算
粗利率20％の卸売業者
粗利率20％の卸売業者。
従業員も多く25名、
年間の人件費が約1億円です。
また、借入返済も多額で、
年間返済額が1,800万円。
このような会社において、
年間300万円の余剰資金を
捻出するためには
いったいどのくらいの
売上が必要でしょうか？
＜計算結果＞
935,000千円の売上が必要です。
そのイメージ図がコチラ。
算定の仕方は逆算です。
逆算のイメージはこちら。
上流（売上）から計算しようとしても
なかなか下流（cash）をドンピシャで
計算することは難しいです。
ポイントは逆算です。
逆算していくことで、
必要売上が明確になります。
粗利率65％の飲食店
粗利率65％の飲食店。
従業員は6人。
人件費は年2,800万円。
借入返済は月額20万円。
年間返済額は240万円です。
このような会社において、
年間300万円の余剰資金を
捻出するためには
いったいどのくらいの
売上が必要でしょうか？
＜計算結果＞
約6,464万円の売上が必要です。
その逆算イメージ図がコチラ。
同じ300万円のキャッシュを生むのでも
会社の業種・規模が異なれば
必要売上はこんなにもちがいます。
たとえば、同じ飲食店でも
従業員が2名で、
年間人件費が
800万円だとすると、
必要売上は約3,387万円です。
その逆算イメージ図はコチラ。
こうした計算は、手計算でも問題ないですが、
ちょっとした数式を入れることが可能であれば、
Excelのゴールシーク機能が便利です。
Excelのゴールシーク機能は
こちらの植村さんの記事が
わかりやすくて参考になります。
損益分岐点をExcel（エクセル）でつかんでみる ゴールシーク機能を使ってみよう
顧客数や客単価などの変化を
シミュレーションするには
このゴールシーク機能を
使うととても効率的です。
最後に
この試算はすべて税抜金額で
行っています。
そして、税抜きベースで
このペースを達成すれば、
一時的に年間300万円を
上回るペースで
資金が増えます。
それは、将来の法人税等の
支払い財源と、
お客さんから預かって
それを後日税務署に
納付する消費税が
一時的に会社に
滞留するからです。
「利益の30％は納税でなくなるお金」
「仮払消費税と仮受消費税の差額分も納税資金」
この意識は常に持っておきましょう。
いったん自分のものと思ってしまうと
納めるときに辛いですからね。
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【編集後記】
先週の練習から、
新しいサングラスを
試しています。
今回もオークリー。
とても快適です。
【昨日の一日一新】
mocco 会議室B
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❐石田修朗税理士事務所HP
開業支援・経営計画支援の石田修朗税理士事務所
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石田 修朗
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