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独立起業を予定している人に捧げる、私の失敗談です。

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独立当初のあかん思考

独立開業するとなると
すぐにやるべきこと、
それは“値決め”です。

これが決まらないと、
誰にも営業できません。

当然、わたしも値決めに
挑みました。

このときについ、
あかん思考が現れるのです。

「この業務はこれくらい
時間がかかるから〇〇円」

「これはそこまで時間が
かからないから〇〇円」

こんな思考になっている
自分に気づきました。

まさに『時間の切り売り』

頭の中で『報酬は提供した価値で
決まる』と意識しつつも、
その価値の測定について
「クライアントの時間削減効果」
ではなく「自分の投下時間」を
軸にして測る、みたいな。

そんな失敗がありました。

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隣の芝生はいつも青い

独立開業前の勤務時代、
隣の芝生がいつも
青く青く見えました。

「よそよりも遅くまで働いてるなぁ」とか
「残業代つけてほしいなぁ」とか、、、
「こんなに長時間働いてるんだから
給料上げてもらえんかな」的な。

自分のために意識的に残業して
仕事量を増やしていたのですが、
ふとしたときにこう考えてる
自分がいました。

4年目くらいからはあまり残らずに
勤務時間内で完結させることに
やりがいを見いだしました。

同じ給料なら、短時間で
終わらせた方が気持ちいいですし。

そして、決して勤務時間ではなく
成果や貢献で報酬が決まるという
ことを実感しました。

ところが、、、独立した際の
値決めのタイミングで、
また『時間の切り売り』的な
発想に陥ってしまったのです。

これはきっと心のどこかで
「長時間労働」に対する
給料面での不満があった
からだと感じています。

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まずかった『時間の切り売り』

独立開業を目指すなら、
従業員として働くときに
『時間の切り売り』的な
発想はやめておきましょう。

与えられた仕事をやり遂げて、
それに見合うと査定された
給料を受け取る。

残業代というのは、
労働時間に対して
支払われるのではなく、
時間内に終わらないほどの
負荷を責任をもって
やり遂げる成果に対して
獲得するものだ、と。

こういう発想でいれば、
仕事の対価は決して
時間量ではないという
スタンスでいられます。

その延長に値決めがあれば、
『価値提供』について
素直に入っていけます。

わたしの場合、
独立した当初に
『時間の切り売り』や
『コスト還元』での
値決めに陥りかけました。

ここから抜け出すのに、
かなりのパワーを
必要としました。

『価値提供』と『投下時間』が
綱引きしていて、しかも
後者の方がやや強いイメージ
なんですよね。

思考不足といえばそれまでですが、
身についた感覚を振り払うのには
パワーが要ります。

今は、コストを積み上げて
そこに利益を賦課して
売値を決定することは
していません。

自社のサービスに対する
世間ニーズから売価を設定し、
その売価とコストのバランスで
採算がとれなかったり
やりがいを感じなければ
そのサービスはやるべきではない、と
そういう発想でやっています。

そして、このアプローチが
自分のスタイル(思考)に
合っています。

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時間をつくる

仕事に時間をかけないと
いうことでは
決してありません。

今も仕事には
時間をかけています。

ただ、単純作業にではなく、
主に知識や知恵の習得に
時間をかけています。

それが自分の無形資産を
構築してくれると
考えているからです。

記帳代行をしないことも、
ブログを書くことも、
セミナーや音源に
投資することも、
すべては無形資産の
構築のため、です。

そして、この無形資産が
自身の強みとなり、
他者との差別化になる、と
確信しています。

そのためにも、もっともっと
時間をつくる必要があります。

現在、仕事が集中することを
避けるようにコントロールし、
ほぼ毎晩、家で子どもたちと
過ごせています。

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昨夜(3月14日)は
最近長男の中で
ブームの本の読み聞かせ。

長男の「みんな集まって〜」で
始まるこの読み聞かせは
まちがいなく、保育園の先生の
真似ごとですね。

ただし、稼ぐ時期を本当に
コントロールするためには
もっともっと新しい仕事を
模索しなければいけませんね。

こちらの師匠のブログはいつも
わたしの危惧していることを
先回りしてらっしゃいます。

時間をつくるために仕事をつくる

いや、気づかせていただいていると
言った方が適切かもしれません。

いつもありがとうございます。

わたしのこの失敗談も、
どなたかの気づきになれば
うれしいです。

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【編集後記】
今朝のひとり朝練で
サーブでのボールの
とらえ方に一筋の
光明を見つけたかも
しれません。
日曜日の朝練で
再度挑戦です(^^)

【昨日の一日一新】
三六 辻井店

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❐石田修朗税理士事務所HP

開業支援・経営計画支援の石田修朗税理士事務所

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。