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そうか、赤い光の波長と青い光の波長は長さ(幅)が違うんだ。

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空の色はなぜ変わる?

空の色って不思議なんですよね。

真っ青だった空が、日が沈むころには赤く染まります。
日によって、真っ赤に染まることもあれば、
ネオン街のような色に染まったりもします。

あれには波長が影響しているらしいです。

虹に代表されるように、太陽光は7色あるのですが、
ここでは単純に赤と青の2色で現象を確認します。

赤色の光の波長は長い。

青色の光の波長は短い。

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これらが空気中の塵(ちり)にぶつかって拡散するそうですが、
波長の短い青色はぶつかりまくって拡散の度合いが強く、
波長の長い赤色は多少はぶつかるもののそれほど
拡散せずに、すいすいと進んでいくそうです。

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その結果、横から見るとこんな感じになり、

スクリーンショット 2015 09 11 17 13 47

正面からだとこんな感じで迫ってきます。

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そして、人と太陽の距離はというと、
昼間と比べて、朝夕はその距離が長くなります。

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そのため、昼間は拡散した青い光が届くので、
空は青く見えるのですが、

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朝夕は、拡散した青い光が届かず、
すいすいと進んだ赤い光だけが届くので、
少し暗くなったうえで空が赤く染まります。

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12月の撮影ですが、朝日は赤く、

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日中はやはり青いです。

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少し距離を置いて日ごろの喧噪から抜け出そう

昼間は青い光に包まれてしまい、赤い光は見えません。
しかし、太陽は時間と共に勝手に遠ざかってくれて、
一日二回、朝夕にその赤い光を届けてくれます。

事業活動に向き合い、日々全力疾走していると、
日々の喧噪に巻き込まれて、
その緊急対応すべきことに時間と体力を奪われ、
振り回されてしまいがちです。
これはいわば、青い光にまみれている状態です。
本当は赤い光も届いているのですが、
青い色に包まれてしまい、
赤い色を確認することができません。

事業にとって、赤い光とは何か。
それは自社の強みだったり、顕在化していない
社員間や部署間の問題だったり、さまざまです。

日々の緊急課題への対応も大切だけど、
事業を俯瞰で見ることが苦手な経営者は、
あえてそれらが見えないところに
自身の立ち位置を置くことで、
事業を俯瞰で見るという荒療治も
たまにはいいのではないか、
むしろ必要ではないか、と
夕日を見ながら考えていました。

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携帯電話を切ってみたり、丸一日出社せずに旅してみたり、
そんな一日をもつことも、ときには必要かもしれませんね。

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【編集後記】
7月決算の会社2社の申告業務が佳境に。
自分に課している50日申告ルールを
今月もなんとか守れそうです。
迅速な資料提供に協力いただける
クライアント先に感謝です。

【昨日の一日一新】
カシミール

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。