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「何のため?」がわかると理解は一気に進みます。

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なぜ?を知ってほしい

コーチに指導を受けて練習する際に
「なぜそれをするのか?」を
意識する人とそうでない人では
上達スピードにちがいが表れます。

前者の方が身につくスピードが速く、
習熟度も深いです。

だからこそ、何かをお願いするときには
「なぜそれを依頼するのか」を
伝えることを大切にしています。

レシートをExcelに整理していただく際に
支払先だけでなく内容も書いていただくのは
それが法律において求められていて、
それを怠った場合には損失が生じる
可能性があるからです。

そして、数ヶ月後・数年後に
特定の項目について
振り返りたいときに
それを容易にするからです。

それを知っていなければ、
「税理士さんが言ってるからやる」という
やらされ仕事になってしまいます。

ではなく、やらないと損するかもしれない事実や
あとで自分が助かるかもしれないという展望があれば
少しはやりやすくなるのではないでしょうか。

勉強でも同じ

同じようなことは、
勉強の指導にも
当てはまります。

解き方を伝える際に
できるだけ「なぜ?」と
伝えるようにしています。

それによって少し
くどくなるおそれも
あるのですが、
盲目的に解いて
ほしくないからです。

おそらく、講義の中で
その「なぜ?」を伝えても
それが100%伝わることは
難しいでしょう。

しかし、そのエッセンスの一部だけでも
どこかにひっかかってくれていたら、
自習しているときに何かのきっかけで
それが降りてきて、理解を深めて
くれるかもしれません。

ですので、ややくどくなりがちですが、
そんな「なぜ?」にこだわって
仕事をしています。

おまけ

テニスの早朝練習に
地元の若手くんがやってきて
球出し練習の時に
“あえてツーバウンドで打つ”
という練習を希望しました。

「なぜ?」と聞くと、
知り合いの人に
「君はそうするといいよ」と
言われたから、という返事が。

「じゃあボールを出すね」といって
1かご50球ほど出してから
「どうだった?」と聞いたのですが
「う〜ん、まぁこんな感じですかね」
というよくわからない返答でした。

おそらく、この練習の意図が
彼には伝わっていなかったと
思われます。

ツーバウンド練習の目的は
主にスピンボールに頼る人が
こすり上げることばかりに注力して
前方向にチカラが伝わっていないときに
よぶんにこすり上げられないように
低い打点で打つことを強いる練習です。

打点が低いとラケットはどうしても
下から出しづらくなり、結果的に
上方向よりも前方向にスイング
することになります。
こうすることで前に振っても
ボールはじゅうぶんコートに
おさまることを実感するのが
この練習の目的なんです。

そして、彼は元々スピンが少なめの
フラット系のプレーヤーです。

そう、この練習は実は彼には
不必要なものだったのです。

誰だよ、彼に的外れな
アドバイスを送ったやつは。

練習方法をアドバイスするなら、
「なぜ?」まで伝えないとダメだって。

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【編集後記】
今日は「なぜ?」について
書きました。
元々理屈っぽい私の性格から
ここにはついついこだわりすぎる
傾向があるようです。
妻には話の途中で煙たがられますし。
“適度に”って難しいですね。

【昨日の一日一新】
モカマタリ

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❐石田修朗税理士事務所HP

石田修朗税理士事務所 |姫路|

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。