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「なんで?」が残っていると、人はなかなか動きだしません。

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目的を明確にすれば人は動く

人が主体性を持って
動くには、
「なんで?」が
「がってん!」に
なることが
大切だということを
3歳の息子をみていて
強く感じます。

「道路に出るときには止まって左右確認」

「ごはん食べたら歯を磨く」

「9時になったら寝る準備」

こうしたことは頭ごなしに言っても
なかなかすぐにできませんが、
その目的を伝えてその行動の意味が
わかると、素直にするようになります。

逆に「とーちゃん、できてへんで」って
注意されてしまったり、、、反省です。

目的が明確で、かつ、納得できると、
そのための行動を主体的にとります。

なんでダメか、を
説明できないばっかりに
こんな攻撃を受けることも、、、

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「なんで?」の解消は
とても大切です(^^;)

組織についての考察

主体性の他に必要な要素

組織における個人の意思決定と
行動は、さらに複雑です。

組織が人の集まりとして
機能するためには、
個人の意思決定と行動が
“主体性”だけでなく、
“効果的”であることが
必要になるからです。

“主体性”を持って行動するだけなら、
自ら動くことが得意な個人は
きっと大した負担を感じることもなく
やり遂げるでしょう。

しかし、それが本当にその組織にとって
“効果的”であるかどうか、が重要です。

組織を構成する
個人一人ひとりが
効果的に行動するとは、
“一枚岩となって”
動くことを意味します。

一枚岩になれずに、
同じ組織の人間が
あっちいったり
こっちいったり
していると、
その組織には
『集団の力』が
生まれません。

では、“一枚岩になる”ために
何が必要なのか。

それは、
「組織の目的の明確化」です。

目的が明確でなければ、
一枚岩となることは
不可能です。

つまり、目的が明確でなければ、
個人が“主体性”を持って
“効果的”に行動することは
困難です。

「その組織の目的が明確であること」

これが不可欠です。

組織の目的を明確化することで、
個人が組織の立場で意思決定し、
行動し、それらが繋がることで
組織は『集団の力』を発揮します。

目的を生み出すもの

では、「組織の目的」は
どこからやってくるのか。

それは、その組織の「理念」に
よって形づけられます。

組織の掲げるべき理念とは、
「組織のあるべき姿」です。

これがきちんと定義されることで
その組織にとっての良し悪し、
つまり判断基準に軸が通ります。

つまり、組織の理念や目的が
明確になっていなければ、
個人個人が一枚岩となって
個々の判断で迅速、かつ、
効果的に行動することが
できません。

言語化しよう

人と人は“言葉”を介して
コミュニケーションをとります。

“言語化されていない”ことは
イコール“伝わらない”と
言っても過言ではありません。

「理念」や「目的」が
言語化されていない状態と
いうのは、組織にとって
非常にまずい状態なんです。

組織の「理念」や「目的」は
創設者の胸の内に秘めるものではなく、
言語化し、共有すべきものです。

言語化しましょう。

企業が集団の力を発揮するために

従業員の成長とは?

企業とは、組織です。

従業員が成長し続け、
『集団の力』を発揮する
組織であることを、
多くの経営者は
望むことでしょう。

経営者が従業員の成長として
求めるものはなんでしょうか?

企業が従業員に求めるのは、
その企業の進むべき方向に向かって
推進力を与えてくれることです。

企業の進むべき方向と無関係に、
個々人の主観によって
意思決定や行動をされても、
企業にとってそれは決して
喜ばしいものではないはずです。

そうならないために、
企業は従業員に対して、
あらかじめ、進むべき方向を
示さなければなりません。

これを明確にしてはじめて、
従業員は企業にとって
効果的な意思決定と行動を
知ることができるからです。

その、「企業の方向性」を
伝えるために必要なのが
「理念」であり「目的」です。

そして、経営者が従業員の
成長を期待するのであれば、
「理念」「目的」の浸透は
避けて通れません。

浸透させるために

「会社の理念や目的を明確にする」

これだけでは効果は薄いです。

「それを従業員に何度も伝える」

これが大切です。

なぜなら、従業員にとって、
会社の理念や目的は他人が
決定したことだからです。

他人が決定したことは
一度聞いただけでは
定着しません。

「一回伝えた」だけでは
「伝わらない」のです。

漆塗りのように、何度も何度も
わが社の方針を伝えるべきです。

その点で、朝礼での“唱和”は
たいへん意味のある行為です。

興味のない歌でも、何度も耳にすると
自然と歌詞を覚えるのと一緒で、
理念や目的を言語化し、
何度も唱和することで、
脳に擦り込んでいくのです。

単なる連絡事項だけの朝礼は
意味がありません。
それなら社内メールや
業務管理ツールで
なんとでもなります。

朝礼をするなら、
「理念・目的の唱和」を
徹底しましょう。

そうすることで、
会社の方針や経営者の考えを
理解した従業員が増え、
その中から力のある社員が
抜き出てきます。

これこそが、経営者の望む
従業員の成長ではないでしょうか。

そうして、経営者は現場を離れ、
社長業に邁進することができるのです。

大きな組織を目指す経営者は、
まずは理念や目的を明確にする、
そしてそれを言語化することから
はじめていきましょう。

最後に

ひとりビジネスであったとしても、
そのときどきで瞬時に良し悪しを
判断するというのは困難だと
痛感することが多々あります。

自らの理念や目的は
絶対に明確にすべきですね。

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【編集後記】
錦織選手のWTF初戦、
バブリンカを
見事ストレートで
倒しましたね。
テンポの速いテニスで
考える時間を与えない
完勝でした!

次は水曜日の23時、
相手は世界王者マレー。
粘り強い相手だけに
攻め急がないことが
ポイントになりそうです。

【昨日の一日一新】
DP0quattro

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■ 石田修朗税理士事務所HP

開業支援・経営計画支援の石田修朗税理士事務所

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。