新しいことへのチャレンジで得られる副次的効果について。

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四十の手習い

六十の手習いという言葉があります。

年をとってから学問や習い事を始めること

という意味の言葉、慣用句です。

六十にこだわることはなく
三十だって四十だってありです。

子どものころは当たり前だった
「できないことへのチャレンジ」が
年をとるにつれて少なくなってきます。

ひょっとしたら、
仕事で必要とかでないかぎり、
そんなチャレンジはなくなることも
あるかもしれません。

それは「自尊心の毀損」から
身を護ることになるかもですが、
その一方で

・新しい世界を知る機会を失う
・初心者が抱く不安や迷いを忘れる

という損失を招いています。

新しいことへの関心が高まれば
「新しい世界を知る」ために
チャレンジしたい性分ですが、
そのチャレンジでの苦闘を通じて
「初心者が抱く不安や迷い」の
感覚を自分自身が感じるという
副次的な効果も実感しています。

写真の撮影と現像

ここ数年、興味をもっているのが
写真の撮影と現像です。

とくに現像について
関心をもったのは
この1年くらいです。

現像といってもデジカメで撮った
RAWデータを使ったものです。
暗室にこもるフィルムでの
作業ではありません。

デジカメで撮影したときの
記憶形式としては
JPEGとRAWがあります。

機種によってはJPEGしか
選択できないものもあります。

ある程度のグレードの機種になると
RAW形式でのデータが生成されます。

このRAWとは“生のデータ”で
撮影時に捉えた複雑な光を
「赤R」「緑G」「青B」の
光の三原色に分解して
それをそのまま
データとして保存します。

JPEGというのは、カメラ内で
その光の三原色のデータを基に
カメラ内で色を復元まで
処理してしまったデータです。

RAWで保存したデータは
RGBの三原色の要素が
そのまま残っているので
色の再現や調整が
自由に行なえます。

それに対して、カメラ内で
色の復元をしたJPEGは
RGBのデータとしてでなく
個別の色として決定した
データです。
言い換えれば、JPEGは
カメラ内で現像まで
やっちゃってるわけです。

翻って、このRAWデータを基にして
(私の場合は)Lightroomという
現像ソフトを使って色の復元を
自身で行う作業が現像です。

これが上手い人はサクサクっと
元の色を出せるのでしょうが、
わたしはまだまだ始めたばかりで
何をどうすれば色を復元できるか
本を読みつつ、ググりつつ、
手探りでこねくり回しています。

初心に立ち返る

この作業で感じるのが
「この感覚、懐かしい」ということ。

小中学校のときには授業の中で
いろんなスポーツや楽器に挑戦して
苦戦しつつも徐々に勘どころを
おさえていきます。

この苦戦の感覚は、
新しいことにチャレンジしていると
手に取るようにわかります。

いきなり経理を担当したりすると
うまくできない経験をたくさん積んで
徐々に勘どころをおさえていきます。

わたしの場合、5科目目の受験を終えて
知識をある程度得てから税理士事務所に
就職しましたが、それでも初めて扱う
経理ソフトには戸惑うことも多かったです。

エクセルでの作業であったり、
弥生会計でのデータ入力作業であったり、

今となってはある程度のことは
勘が働いて最短ルートに近い道で
作業をできていると思います。

が、クライアントの経理担当者にとっては
やっぱりブラックボックスに感じることも
多々あるはずです。

こうしたギャップを意識できなければ
クライアントへの適切なサービスに
支障をきたすことになります。

ですので、経理業務で苦戦することは
さすがに少なくなりましたが、
初心者の方がそうした気持ちを
持つんだという感覚は
大切にしておきたいです。

そういう意味ではなかなか結果の出ない
テニスも役に立っているのかな。

まぁ、楽しい時点で圧倒的プラスですけど。

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【編集後記】

個人的には、絵画と書道はまったく
勘どころがわからないままです。
この2つには圧倒的なコンプレックスを
抱えていて、未だにチャレンジしようと
向き合うには至っていません。
子どもが取り組み始めたら
一緒にやっていこうかなと
考えています。

【昨日の一日一新】
MAKUAKEでモバイルバッテリー支援

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❐石田修朗税理士事務所HP

石田修朗税理士事務所[姫路]

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。