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“愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ”とは
ドイツの鉄血宰相と言われたビスマルクさんの言葉です。

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(2003年 ローマ フォロ・ロマーノ)

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歴史に学び、刺激をもらおう

税理士試験の勉強をしていると、
目の前の課題に忙殺されがちです。

特に、この1月からは内容も濃くなってきて、
今までのように一筋縄では解けない問題も
多くなってきます。
がむしゃらに問題と対峙する期間ですね。

こんなときだからこそ、一度は
やっておきたいことがあります。

それは、“過去の本試験を知る”ことです。

これから先の本試験で何が出題されるか、
それは誰にもわかりません。

しかし、これまでの試験で何が出題されたかは
すでに明らかにされています。

この過去データを基に試験対策を立てることは、
直前期になれば、多くの方が行います。

しかし、現時点で行っている方はごく少数でしょう。

だからこそ、過去問をぱらぱらとめくってみて
どのような論点が出題されているのか、
どういう資料の与えられ方をしているのか、
こういったことを確認しておきましょう。

本格的に解答するのは、5月以降でけっこうです。
特に初学者の方には未学習論点がまだまだあります。

ただ、問題の雰囲気は今から知っておいてほしいのです。

それが、この時期の勉強をよりリアリティのあるものの
してくれることでしょう。

<財務諸表論>

<消費税法>

手軽にチェックするなら国税庁のHP

最終目的である本試験がどのようなものかを知らずに
その対策を立てることは誰にとっても困難です。

各専門学校のカリキュラムにおいては、過去問をベースにして
本試験の傾向を踏まえた講義が行われていることと思いますが、
ご自身でも過去問を手にし、その傾向を感じておくことで
同じような資料がトレーニングやテスト、演習で出てきた
ときのテンションが大きく異なってきます。

冬は、モチベーションがまだそれほど上がらないのに、
学習内容のレベルはどんどん上がっていく難しい時期です。

自分を鼓舞し、奮い立たせるには、
「絶対に合格する」という強い決意を確認することと
「実際の本試験を体感する」ことがいいと思います。

ぜひ、過去問を手にとってみてください。

過去問題集を購入するのはまだちょっと早いかなぁ、と
いう方は、こちらのサイトをご覧下さい。

税理士試験情報(国税庁HP内)

下の方にいくと、過去本試験の出題ポイントが
公表されています。

これをチェックするだけでも、日々の勉強に
リアリティが出ること間違いなし、ですよ!

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【編集後記】
今日から1月開講の消費税速修クラスがスタートします。
昨年も担当したこのクラスから合格者が出ています。
今年も続きたいですね。

【昨日の一日一新】
近くのヤマト運輸に荷物持ち込み

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。