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弱者のための秘策、お教えします。

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逆転を引き寄せる

試験勉強は100m走ではなく

マラソンです。

コツコツとペースを守って

そのときどきにやるべきこと、

クリアすべきことを一つひとつ

乗り越えることによって

目標地点に到達する、

そんなイメージの舞台です。

直前になって一夜漬けで

勝負ができる代物ではありません。

いくら口を開けて待っていても

逆転というごちそうは

向こうからはやってきません。

ですが、やりようによっては

ごちそうが手に入るかもしれません。

3週間あれば、、、

そこで、今日はそのために

大切なことを伝授します。

題して、、、

『出遅れた人に捧げる一発逆転プラン』

出遅れた、とか、

表現がキツくなってすみません。

でもほんとだから許してくださいね。

では、いってみましょう。

ベースの計測

まずは、計算力の計測からです。

というのも、計算問題で

一発逆転はありません。

たくさんの論点がまんべんなく

ちりばめられる計算問題は

計算力が如実に表れます。

ですので、まずは3週間地道に

計算力を向上させる必要があります。

計算問題のボーダーラインに

到達するために必要な時間と

労力を推し量ります。

勉強に使うことができる時間は有限です。

その中でまず、計算力向上に資する時間を

天引きします。

その残った時間で理論の戦略を立てます。

答練で平均点あたりをウロウロしていた方は

最低一日一題は総合問題を解くペースで組み立てましょう。

それ以下だった方は、、、一日二題とか、、、ですね。

早朝、昼、夜、どこかで時間を捻出して、

死に物狂いで計算のレベルアップを図りましょう。

計算レベル別逆転プラン

敗戦に学ぶ

さて、計算対策に必要な

おおよその時間が

把握できたとします。

ここからは理論対策です。

逆転のための理論対策のキモは

“絞り込み”です。

もちろんリスクはありますが、

これがもっとも確率を上げる道です。

第二次世界大戦で旧日本軍が

大敗した要因は「失敗の本質」で

多く語られています。

その中でも有名なのが

あいまいな目的のまま

戦力を逐次投入したことによる

個々の局面での壊滅的被害。

これと同じことを

受験勉強で繰り返しては

いけません。

みなさんの目的はなんですか?

そう、『合格』です。

そして、戦力(資源)は有限です。

逐次投入は敗北への疾走です。

局地戦に持ち込んでこそ、

勝機を見いだすことができるのです。

全ての理論の完成度が60%程度なら、

どの理論が出題されたとしても

合格は難しいです。

合格には、最低でも80%はほしいです。

だからこそ局地戦のイメージなんです。

どの理論なら勝てるか?

これを考えるべきなのです。

わたしの知り合い(A.Kさん)は試験当日、

固定資産税の理論(当時25題程度)を

前から順番に9つしか覚えていませんでした。

しかし、理論マスターの3つ目と

7つ目が出題されて合格しました。

そんなことだってあるのが本試験です。

そして、本試験にさえ合格したら

その後のレベルチェックなんてありません。

受かってしまえばこっちのものなんです。

では、どんな局地戦がいいのか、

それはみなさんの計算力によって

異なってきます。

計算で平均点くらいの方

悪くないですよ。

ただ、理論をなんとなく

まんべんなく抑えにいくことが

合格の可能性が最も高い道かどうか、

考えてみましょう。

わたしならある程度絞ります。

リスクはありますが、三週間前に

この位置にいること自体が

リスク管理が甘かったということです。

だったら、リスクをおそれずに

勝ちを獲りにいきましょう。

出題予想ってありますよね。

当然、あのランクの上位の理論は、

出題可能性が高いものの、

受験生のレベルも総じて高いです。

計算が平均点くらいだった方は

あるていど理論に時間を割けるので、

出題可能性が低いとされているものは

思い切って外してしまい、

可能性が高いとされているものや

中くらいのものについて、

その完成度を90%程度にまで

引き上げていきます。

計算で平均点以下だった方

現状、厳しいですよね。

ただ、これも前述のとおり、

戦い方一つで大逆転はあります。

答練でほぼ毎回上位70%くらいに

いらっしゃった方が合格することだって

珍しくないのがこの試験です。

今年はあなたが大逆転を勝ち取りましょう。

さて、計算力向上のために

相当の時間と労力を割きますよね。

で、計算でこの位置にいらっしゃる方は

総じて理論もそれほど完璧ではない方が多い。

そうした状況下でこの戦いを勝ち抜くには

徹底した“絞り込み”が必要です。

というのも、理論に割ける時間が少ないからです。

その中で精度をあげて勝負するとなると、

あえて可能性が高いとされている理論は捨てて

中くらいや低いとされる理論だけを武器に

戦いを挑む一手もありです。

本試験は何が出題されるかわかりません。

毎年、各校の予想が当たっているわけではないのです。

そうなることを祈りつつ、

中くらいのものは90%程度、

低いとされるものは80%程度、

このくらいをメドにおさえましょう。

最後に

今日は理論の絞り込みを提言しました。

もちろん、多大なリスクはあります。

試験開始と同時に死亡宣告ってこともありえますが、

合格の可能性を高めるためにはこうした道もありです。

普通にまんべんなく勉強して勝てるのは

もともと強者の位置を守り続けている人です。

こうした人たちは本当に有利です。

そうした位置にいられなかった人に

合格の希望はないのか、

そんなことは決してありません。

ただ、おんなじようにやっていては

差を埋めることはできないのです。

あえて弱者といいますが、

弱者だからこそできる

大胆な戦略で、

一点突破を狙うことも

視野に入れて、

あと三週間の学習計画を

立ててくださいね。

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【編集後記】
日付変わって
昨日からの
連続ネタの
投下です。

【昨日の一日一新】
丸亀製麺 牛とじ丼

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❐石田修朗税理士事務所HP

石田修朗税理士事務所[姫路]

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。