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何かをプラスするだけでなく、マイナスすることも付加価値です。
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目次
腕にキーボードが出現!?
先日、朝のニュース番組の中で取り上げられていたのが
NEC社が開発した「アームキーパッド」
ウェアラブルグラス用の新しい技術で、作業者の腕を
仮想のキーボードとして使う(?)というもの。
ウェアラブルグラスとウェアラブルウォッチを連携させて、
(左手の)前腕部に仮想のキーボードを表示させ、あたかも
そこにキーボードがあるかのように右手でタイピングすると、
センサーが感知して入力できるという仕組みだそうです。
(この画像はNECのHPより)
なるほど、たしかにハンズフリーでの作業が必要な現場において
今まではコントローラのようなデバイスを取り出して入力して、
それをしまってから次の作業という流れだったものが、
デバイスを取り出すことなく、そしてそれをしまうことなく
作業を行えるという点はメリットですね。
この技術を使ってなにか特別に高精度な入力が行えるとか
そういった革新技術というわけではありません。
作業を中断させる専用端末を取り出すという行動を
省略できる点に付加価値があります。
Googleの音声認識による検索も、それをしたからといって
検索精度が向上するとか、そういったメリットはありません。
ただ、スマホの画面を操作するという、面倒な作業を
省略してくれることに最大のメリットがあります。
これらの共通点は何かというと、行動の効率化、です。
会計業界にも存在するムダ
われわれ会計業界にも、まだまだ多くのムダが存在します。
たとえば、伝票なんて作らなくてもいいですよね。
あれは紙で全てを行っていたときの作業工程の一環であって、
会計ソフトを利用するのであれば、伝票を作成してから
会計ソフトに入力することにメリットはありません。
従来からのインストール型の会計ソフトにみられる
閉鎖的な作業環境も改善に兆しがあります。
今まではそれしかなかったので仕方ない側面もありましたが、
現在はクラウド型の会計ソフトがリリースされています。
とくに『freee』や『MFクラウド会計』といったソフトが
先陣を切ってしのぎを削っています。
これらのクラウド型のソフトは、会社の特定のPCでしか
作業ができないというこれまでのジレンマを払拭し、
スマートフォンからでも入力できる環境を創出しました。
日々の経費精算などは時間が経てば経つほど、億劫になります。
電車に乗ったら、カフェに入ったら、その場ですぐに
会計ソフトに入力できるというのは大きなメリットです。
まとめ
人はなにかを得るために必要な行動があれば、それを行います。
しかし、その行動を行わなかったとしても得ることが
できるのであれば、おそらくその行動はしないでしょう。
新しいものを手にすることと同様かそれ以上に、
ムダを省くことには大きな付加価値があります。
それまでは必要だったものが新技術のリリースで
一気にムダに転換することも多々あるでしょう。
そうした時代の流れにしっかりと乗っていくことは
時間を産み、さらなるお金やゆとりの源泉になります。
日々の情報収集を怠らないようにしていきたいですね。
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【編集後記】
昨日は、先日開業した元生徒さんの事務所を訪問。
ビルも部屋もとても素敵な空間でした。
そして、元町の『パンやきどころRIKI』は
開店直後の8時過ぎではなく、9時前に訪れると
品数豊富なことも最近判明。
ポテトフォカッチャにオニオンを載せたパンに
今朝は幸せな時間をいただきました。
【昨日の一日一新】
S先生の事務所訪問
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石田 修朗
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