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個人事業者が会計ソフトやエクセルへの入力(整理)を進めていく中で
一度はよぎるであろうつぶやきに対する私なりの考えを紹介します。

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これって何の支払いだったっけ?

一箇所に集めていたレシートをかき集めて
一気に入力(整理)していく場合に、
「これ、何買ったんだったっけ?」
となることが多いと思います。
飲食店の領収書などでは、
「これ、誰と行ったんだっけ?」とか。
こうなってしまうと、記憶と記録をたどって
思い出すしかありません。
思い出せなければ、当然経費にはできません。

そうならないために行う王道はメモすることです。
領収書やレシートをもらったら、裏にメモをしましょう。
そうすれば、こういった面倒なことにはなりません。

ただ、いちいちメモするのって面倒ですよね?

それであれば、どっちみちすることを前倒しして、
余計な行動(メモ)を増やさないようにしましょう。

こういったことは、毎日入力(整理)するクセを
つけておけば防ぐことができるタイムロスです。

人の記憶力には限りがあります。
たとえ思い出したとしても、
それは間違えているかもしれません。

ぜひ、毎日もしくは週に一回、といったペースで
こまめに入力(整理)するようにしましょう。

これって経費になるかな?

こういった疑問も出てくることと思います。

「これって経費になるかな?」

個人事業において、経費になるのは
“商売に関連した支出”のみです。

税理士が昼食に一人で食べたハンバーガーなどは、
当然のことながら経費にすることはできません。
人は誰しも、一日数回の食事を取りますので、
この行動はプライベートなものになります。

整体にいったなどというのも難しいでしょう。
身体に必要なメンテナンスだったかもしれませんが、
事業に必要だったとはいえません。
たとえ肉体の疲労が事業に起因するものだったとしても、
それを治療・回復させる行為は事業とは関係のない、
プライベートでのメンテナンスだからです。
(整体院経営者が行った他の院の視察は事業性がありますが)

「どこそこのお店の接遇を学ぶことは私の事業にとって
必要なことだった」という方もいらっしゃるでしょうが、
本当に事業のために必要だったかどうかは、当のご本人が
一番分かっていることと思います。必要だったのであれば
堂々と経費にすればいいのです。
胸に手を当てて、自分に正直に判断しましょう。

個人的には、「なるかな?」と思っている時点で
その大半は気持ちのどこかで無理を感じている
ものだと思います。
事業に必要なパソコンや文具を購入した場合には、
「なるかな?」なんて思考には陥りませんよね。

そして、そんなことに悩む時間こそが一番の損失です。

経営者にとって、時間はかけがえのない財産で、
こればかりは他から調達することもできません。

手元に置いておくから延々と悩んだりします。

本業に全うするための時間を生み出すために、
悩むような領収書は捨ててしまいましょう。

ではでは。

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【編集後記】

先週から始めたゼロ秒思考のためのトレーニングが
やりがいがあり、かつ、難しいです。
なんとか継続してモノにしたいですね。

【一日一新】

市営地下鉄で西神中央駅まで
フレッシュネスバーガー「クラシックチーズバーガー」

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。