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自分自身でコントロールできる要素には積極的にチャレンジしたいということに
アドラー本を読んでいて再確認したという話。

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出会いがないってことはないだろう・・・

今から10年ほど前のことです。
当時20代後半だった私は、税理士試験も終え、
念願の会計事務所勤務をスタートし、今思うと
恥ずかしいのですが、イケイケでした。

同業種、異業種、同姓、異性、いろんな方と
夜の街に繰り出し、毎週誰かと深夜まで
飲み明かしていました。

それに加え、一人で地元の居酒屋に行くように
なっていたため、毎晩のように午前様。

始業時間ギリギリに駆け込む日々が続いていました。

当時の私は、コンパもたくさんしていましたね。
昨今、異性との出会いがないという若者が
周りに増えてきました。
(ひょっとしたら昔からなのかもしれませんが)
私からすると、とうてい信じられません。
出会いは、いたるところにありましたので。

なぜ出会いの回数に個人差が出るのでしょう。

ちなみに、あの石田純一さんは「10回出会って
9回振られるなら、100回出会いがあれば
10人とつきあえる」と考えるそうです。

出会いが継続してやってくるコツ

当時、大学時代からの交友関係などで一定の繋がりは
あったものの、その範囲はまだまだ狭いものでした。

しかし、声がかかったりお願いしたりして、定期的に
コンパの幹事をしていると、あることに気づきました。
「いい男を連れていけば、次のオファーに繋がる」

魅力的な友人を連れて行くと、その場の女子が覚えててくれて、
何かのきっかけで再び連絡が来るのです。
そのときに、また違うグループのいい男を連れていきます。
こうして「いい男を連れてきてくれる幹事」となった私には
かなりの頻度で飲み会のオファーが舞い込んできました。

一度つかんだチャンスに、相手の事前期待を
上回るものを提供することができれば、
相手の印象に残り、ことある度に自分のことを
思い出して連絡をくれるでしょう。
ポイントは「事前期待」です。

これはもちろん、魅力的な同姓との交流も
広げていたからできたことです。
特に異業種の方とよく交流会をしていました。
そのメンバーがそれぞれどこかで幹事をして、
それに集合がかかりますので、かなりの件数です。
お断りしないといけない状況にさえなっていました。

互いに相手のことを考え、楽しく過ごせるメンバーを
そろえるように意識すれば、楽しく過ごせる
確率が上がり、当然リピートも増えます。

大切なのは信頼関係です。
その場に集まるみんなのことを第一に考えて
コーディネートできる幹事さんは信頼されます。

逆に、自分がそこで一番になろうとする
幹事の人は信頼されません。

本当にできないことなのだろうか

なぜこんな話を書いているかというと、
先日アドラー心理学のベストセラー
「嫌われる勇気」を読んだからです。

非常に新鮮な視点からたくさんの気づきをもらえ、
多くの印象に残るフレーズがありました。
(消化しきれないものも多々ありましたが・・・)

(以下、引用)
「自分だけでなく、仲間の利益を大切にすること。受け取るよりも多く、相手に与えること。幸福になる唯一の道である。」
「『やる気がなくなった』のではない。『やる気をなくす』という決断を自分でしただけだ。」
「『変われない』のではない。『変わらない』という決断を自分でしているだけだ。」
(以上、ここまで)

出会いがないというあなた、それは本当でしょうか?

出会ってからの結果をおそれて、出会わないという決断を
あなた自身がしているのではないでしょうか?

経営改善策がないというあなた、それは本当でしょうか?

改善行動の結果をおそれて、改善しないという決断を
あなた自身がしているのではないでしょうか?

結果をおそれて「できないこと」にしてしまうのは簡単です。
「やってできないこと」よりも傷つくことも少ないでしょう。

ただし、そうすることによって得るものはあるでしょうか?
逆に、それに挑戦して失うものはあるでしょうか?

チャレンジしても、失うものって意外と少ないです。

また、失うものが少ないことでチャレンジできることは
きっとあるはずです。

自分自身がコントロールできる要素を徹底的に研究し、
その範囲で最大限のチャレンジをしていきましょう。

ではでは。

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【編集後記】

明後日は東京マラソンと同時に
第一回姫路城マラソンです。
姫路は天気が荒れる予報です。
参加される方、応援される方は
気をつけてくださいね。

【一日一新】

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。