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私はあるものを一年間、使い続けたことがないことに気づきました。

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忘れ去られる手帳の存在

毎年、時間が経つとともに忘れ去るものがあります。
それは「手帳」です。

ここ5年くらい、毎年手帳を買っています。
しかし、最後まで活用した試しがありません。
気づいたら、カバンのすみっこでくたびれています。

今年の手帳を開いてみたら、7月の半ばでストップです。

手帳を開かなくなる理由、それは
必要がなくなるからです。

なぜ必要がなくなってしまうのか

日頃のスケジュールはGoogleカレンダーに入れてあり、
スマホでもジョルテというアプリでGoogleカレンダーを
同期して、確認できるようにしてあります。
ToDoリストも管理できます。

また、メモしようと思ったことはEvernoteに書き残し、
その内容ごとのタグの他に“未解決”というタグをつけて
管理しているので、ToDoリストもEvernoteで確認する
ことが多いです。

必然的にスマホで予定を確認しメモをとるため、
手帳を開くという行為に至りません。

忘れ去られる原因

手帳が私に忘れ去られる原因、
それは接点を失うことにあります。

スケジュール確認やメモをスマホで
済ませてしまう生活が続くと、
あとで確認するために使わないことが
わかっている手帳にいろいろと書き込むのが
億劫になってしまいます。

あとで見るのが楽しくなったり、
ワクワクするような書き込み方を
身につけたら、手帳習慣を続けることが
できるのかもしれませんね。

“手続き”ではなく“活用”が大事

税理士の井ノ上陽一さんがその著書
「ひとり社長の経理の基本」の中で、
経理でやるべきことは
「集める」→「記録する」→「チェックする」の
3ステップである、で説明されていました。

お客様自身で経理処理できるようになるために
指導を依頼いただくことがあります。
その際に処理の仕方ばかりに意識が偏りがちに
なりますが、これはよくありませんね。
経理処理自体に(おそらく)楽しみや
ワクワクはありません。
処理の結果できあがるデータの活用方法
(「チェック」のコツ)を案内しなければ、
日々の経理業務が“やらされ作業”に
なってしまうのではないでしょうか。

自戒の念を込めて、ここに記しておきます。

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【編集後記】
手帳を使える人になりたいという願望はあるのです。
今年の12月にふたたび来年の手帳を購入するかどうか、
じっくり考えたいと思います。

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。