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人も会社も「理想」と「現実」のズレへの対応ではないか、という話。

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“楽観主義者”といわれることが多いですが、、、

私は周囲の人から“楽観主義者”というイメージを
もたれることが多いです。
ただ、落ち込むことが全くないわけではありません。
落ち込みの度合いが少ないことと、それが表に
出ないだけだと自己分析しています。

一方で、自身に生じたある出来事がきっかけで、
それとまったく関係のないコミュニティにおいても
ふさぎ込んだり、当たり散らしたり、という人も
少なからず存在します。

また、私のように「そう見えないだけ」ではなく、
本当の意味で落ち込まない人もいるようです。

これらの違いはどこにあるのでしょう。
考えていたようで考えていなかったこの命題に
鬱を語った友人の言葉がヒントをくれました。

人が落ち込む原因

まず、落ち込むということについて考えると、
「理想」と「現実」にズレが生じた場合において、
そのズレを受け入れられるか否か、がカギです。

Aさん
「ま、現実の自分なんてこの程度のもんだよな」と
考えて、そのズレに立ち向かえる人は落ち込むことも
少ないでしょう。

Bさん
「なんで理想どおりに行かないねん。こんなのおかしい」と
考えて、ズレを直視できない人は落ち込みが大きいでしょう。

Cさん
「理想」と「現実」にズレがない人は、きっと落ち込みません。

Aさんタイプの人は、これまでの人生でそれなりに
挫折を味わい、「理想」と「現実」はしばしば
ズレるものだという感覚がある人でしょうか。

Bさんタイプの人に多いのは、人生において挫折を
味わったことのない、プライドの高い人でしょうか。

Cさんタイプの人は、「理想」どおりに進んでいる人か、
「理想」を設定していない人ではないでしょうか。

どのタイプがいいのか、それはわかりません。
AさんにはAさんの、
BさんにはBさんの、
CさんにはCさんの、
それぞれの良さがあります。

ちなみに、わたしはAさんタイプですね。
今までの人生の中で、部活動でも、大学の受験勉強でも、
税理士の受験勉強でも、またプライベートのテニスでも、
多くの「理想」と「現実」のズレを受け入れてきました。
その経験があったからこそ、きっとこのような気質に
なったのでしょう。

会社の「経営計画策定サポート」に思うこと

日頃、会社の経営計画を策定するサポートをしています。

「経営計画策定サポート」とは、ただ単に経営計画を
作るだけではなく、“未来を管理するお手伝い”です。

こういう会社にしていきたい、という「理想」をお聞きして、
その「理想」の形を実現するまでのお手伝いをしています。

「理想」とする業績に近づけるか否か、のポイントは、
「理想」と「現実」のズレを克服するために「現実」を
まず把握すること、です。

そのためには、月次決算の仕組みが欠かせません。
「現実」を知らずして、ズレは把握できません。
タイムリーに自分を知る月次決算を行うことが必須です。

そして、順調に業績を伸ばしている会社の社長の多くは、
「理想」と「現実」を認識し、両者のズレを大切にされます。

「計画と実績では、今月はどれくらい差がありますか?」と
ズレの度合いをたえず意識されています。

(全体)
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(商品別)
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そのズレを改善すれば「理想」に近づくことをわかっておられて、
ズレをまるで宝物のように扱われます。
なぜなら、ズレを改善することこそが「理想」への道だからです。

経営計画は、ただ策定するだけでは意味がありません。
それを活用してこそ、策定した意味があります。

経営計画の活用方法として最も効果的なのは「ズレ」の認識です。

「理想」への道しるべを示し、「現実」とのズレを共有し、
対策を練るサービスが「経営計画策定サポート」サービスです。

事業を「理想」に近づけたい方で未だ計画を策定していない方、
ぜひ一度「経営計画」を策定をしてみてください。

事業のいいところも悪いところも見えますので、
ほんの少しの勇気を持って扉を開いてくださいね!

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【編集後記】

あと12時間で錦織選手のvsフェデラー戦が始まります。
早く観たいような、まだ観たくないような、、、
個人的な理想は、二人がラウンドロビン(予選リーグ)を
勝ち上がって、決勝で再び対決することですね。

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。