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近藤プロのサーブをリターンする2m級のクロアチア人選手。

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模範解答こそ最高の教材

消費税法を受験するにあたっては、
数多くの計算問題を解きます。

そんなとき、私が意識していたのは、
模範解答をコピペすること。

別に写して練習するわけではありません。

次に解いたときに模範解答とできるだけ一致するように、
タイトルの挙げ方や電卓の叩き方、記載方法などを
確認しながら答え合わせをしていました。

なぜか?それは、“模範解答どおりに解答すれば
減点されるはずがない”と考えていたから、です。

「計算していく中で1円ズレた」
そうしたら、分数をかけるタイミングがなかっただろうか、
そのときに乗じてから除した?除してから乗じた?
解答はどっちからアプローチしている?

そういったことを意識していました。

もちろん、なぜ除してから乗じるのか、
なぜこちらは乗じてから除しているのか、
など、疑問が生じることもありました。

ただ、それは試験で点を取るために必要かといえば
そうではないですよね。

模範解答が乗じてから除している。
法律上は分数を乗じる、としか書いていない。

そうしたら、除してから乗じても間違いとはいえないでしょう。

ただ、除してから乗じることにこだわるメリットがありません。

専門学校の模範解答を再現して、試験でペケされることはないでしょう。

であるなら、模範解答どおりに乗じてから除する方法を
身につける方が合理的でスマートです。

疑問解消よりも優先すべきこと

もちろん「これは法律でどう書いてあるのか?」
「こっちではダメなのか?ダメならなぜダメなのか?」
を追求することも大切です。

ただ、試験突破を第一に考えたときに、そこにこだわっても
仕方ないと思うのです。

だから、“なぜこうなのか?こっちだとダメなのか?”を
講師に確認することは素晴らしいのですが、
そこまで意識できているなら、理由を確認したとしても、
解答の際には解答例のとおり答えることにこだわるべきです。

試験は、抜け道を探す戦いではありません。
人と違う道を進む戦いでもありません。

速く、正確に、処理する能力が問われます。

まずは素直に模範解答をしっかりと身体に覚え込ませて、
得点できる状態を保っていきましょう。

疑問の解消はそのあとからでもいいのではないですかね。

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【編集後記】
模範に学ぶことは大切です。
今日は三木市にあるブルボンビーンズドームで
開催されている兵庫ノアチャレンジャーという
ATP(男子プロ組織)主催のツアーを観戦。
個人的に日本人プロで最も美しいテニスと
思って尊敬している近藤大生プロの、
攻撃的で美しいサーブ&ボレーを堪能しました。
ただ、簡単にコピペできそうにありません・・・。

【昨日の一日一新】
レードル

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。