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印鑑は飾らずに大切に保管しましょう。

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政治の世界でも・・・

「維新の党」が世間を賑わせています。

その中で、こんな報道を見ました。

「維新の党」通帳と印鑑は大阪組が保管しているので、
執行部は政党助成金に手を付けることができない。

ならば、と、執行部が今度は口座を凍結した、とか。。。

執行部が下手を打った、ということは間違いないですね。

除籍するならするで、それまでに口座や印鑑といったことは
きちんと整えておくべきだったでしょう。

会社経営でも・・・

会社経営でも、私の近くでこんなことがありました。

前社長から新社長に引き継ぐ際に、
退職金を受け取りたい前社長と、会社の運転資金が厳しいので
できるだけ支給額を抑えたい新社長との間で
「退職金は支給する。が、その一部を会社に貸し付ける」と
いう話になったそうです。
前社長が分割支給は受け入れられないということで
新社長は前社長がもってきたこの案を了解しました。

その話を聞いていた私は、「退職金の支給と資金の賃貸借は
両者が同席するところで同時におこなった方がいいですよ」
という話を新社長に伝えていました。

しかし、後日聞いたところによると、新社長は大したことではない
用事を優先して、そのお金を動かす手続きをする約束の時間には
現れず、退職金を振り込みました。
その後、前社長から資金を借りることができなかったのは
言うまでもありません。。。

もし〇〇なら△△、という訓練

これらに共通するのは「さすがにそこまであこぎなことは
しないだろう」という思い込みと先を読まない浅はかさ、です。

そうした思い込みや浅はかさが事態を
最悪の結果に導いてしまいました。

親しくさせていただいている弁護士のYさんは、
AでだめならB、BでだめならC、CでだめならD、という風に、
最良が取れなくてもそれなりのところにもっていくことを
想定しているとおっしゃっていました。

「維新の党」の対立の間で口約束があったかどうかは
わかりませんが、表面上は整った話し合いでも
想定外の事態を先読みしておくことは大切です。

相手を信頼することは大切ですが、相手に
身を委ねるまでになってしまってはいけません。

私自身、普段からそこまで想定して意思決定しているかというと
そうでもありません。勢いで動いていることもしばしば。。。
こういった思考は急に出てくるものではないでしょうから、
日々トレーニングしておくべきでしょう。

囲碁、将棋、チェス、、、こういったものが
いいのかもしれませんね。

どれもきちんとやったことないので、わかりませんけど。

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【編集後記】
今夜は元教え子の同業者たちの集まりに参加してきます。
こういう集まりに声をかけてもらえるのは
とてもありがたいことです(^^)

【昨日の一日一新】
Googleフォト

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。