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シャイでも慕う客はたくさんいます。

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シャイで口下手なマスターの店

事務所のすぐ近くに、

多くのファンを持つ

コーヒー豆専門店があります。

 

「菫屋珈琲」

 

店の前にあるたった一台だけの

駐車スペースには

たいてい車が停まっています。

 

かくいうわたしも、

この店のファンの一人です。

 

ブレンドも単一種の豆も

美味しいうえに香りも抜群です。

 

最近ずっといただいているのは

ブラジルサントスのアマレロブルボン。

“酸味が控えめでコクのあるもの”

というリクエストをして、

いくつか候補を挙げてもらい、

すべてトライした結果、

この豆のシティローストに

落ち着いています。

 

ただ、夏が本格化してくると、

アイスコーヒーを入れる機会が

多くなります。

 

そこで、アイスコーヒー用に

もう少し深煎りの豆を求めて

歩くこと30秒。

汗がにじむ前に店に到着。

いい香りが充満しています。

 

わたしの好みはわかってくれているので

「アイスコーヒーに合ったものが

ほしくて」とざっくり相談すると、

ブラジル ショコラの深煎りを

薦めていただきました。

 

帰ってさっそく作ってみましたが、

ほどよい苦みがアイスコーヒーに

ぴったりの豆でした(^^)

 

仕事の依頼に社交性は関係ない

ここのマスターは元々喫茶店を

経営されていたそうです(本人談)。

 

喫茶店をやめて、焙煎機を相棒に

平成2年からコーヒー豆専門店を

営業されています。

 

事務所を移転した昨年7月から

足繁く通っており、

行く度にいろんな話をふって

会話を引き出そうとするのですが、

1年が経過した最近になってようやく

フランクに話をしてくださるように

なりました。

 

もちろん、わたしに必要以上の

迫力があったのかもしれません。

その可能性は否めません。。。

 

しかし、やや距離を置いた感じでの

最初の数回の接触において

この店から足が遠のいたかというと

そんなことはありませんでした。

 

マスターの醸し出す造詣の深さと

誠実な雰囲気に、信頼が置けたからです。

 

で、ふと思い出したのが、

独立すると決めたときの

友人の言葉。

 

「修朗は社交的だからきっと向いてるよ」

「おれはそういうの苦手だからムリかな」

 

そう言われた当時は

そんなもんかな〜というくらいで

違和感がありませんでした。

 

しかし、今は違和感を感じます。

 

独立して仕事を依頼いただくことに

社交性は必要不可欠な要素では

ありません。

 

もちろんあればいいけど、

なくても問題ありません。

 

必要なのは、信頼です。

 

そして、それは

責任感と誠実さによって

生まれます。

 

責任感があれば、お客様の相談事に対して

真正面から誠実に向き合い、

解決に向けて力を注ぐことでしょう。

 

そうした中では社交性の有無など関係なく

コミュニケーションを取ります。

 

そうした積み重ねによって信頼感が増し、

お客様を紹介していただいたりという

連鎖が生じるのです。

 

ノリのいい、話し上手という理由で

紹介が来るような世界ではありませんし、

そんな理由で紹介を受けたとしても

あまりハッピーではありません。

話し相手になるというサービスを

提供するわけではないからです。

 

提供したサービスに満足いただき、

信頼を得てご紹介いただけたときに

とてもハッピーな気持ちになりますし、

そうしていただいたご縁は

さらなる拡がりを生む傾向があります。

 

ですから、“社交性”という資質の有無で

独立の道を検討することは必要ないと

今は心からお伝えできます。

 

あのときの友人には伝えられませんでしたが

これから独立を考えている方にとって

一つの考え方として参考になれば幸いです。

 

今も勤務で頑張っているあいつも

読んでくれてたらいいのですが・・・、

 

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【編集後記】
今日は約1ヶ月ぶりに
事務所でカレーを作りました。
コクと旨みが思うように出なかったのは
玉葱の炒め方が甘かったからなのか、、、
コーヒーを飲みながら工程の振り返りです。

【昨日の一日一新】
時計のミヤコ バンド交換

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❐石田修朗税理士事務所HP

開業支援・経営計画支援の石田修朗税理士事務所

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。