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win-winばかりを意識すると肩に力が入ります。

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『win-win』は理想であれど、、、

ビジネスの世界では
『win-win』という
言葉はとても魅力的。

既存顧客とこの状態になれば、
お互いの満足度は高く推移します。

また、見込み客に対しては、
格好のセールスポイントに
なります。

『win-win』は積極的に
見つけにいくべきです。

しかし、『相手にとってのwin』を
考えることは当たり前として、
『自分にとってのwin』に拘ると、
世知辛い感じになりかねません。

肩に力が入っちゃいます。

また、『win-win』なんて
そう簡単に見つからないので、
行動しにくくなります。

であれば、『相手にとってのwin』で
あることを提供することは大事ですが、
それが『自分にとってのwin』であるか
どうかは切り離してみてもいいのでは、と
感じることがあります。

その方が、行動しやすくなりますよ。

行動すれば経験値が上がる。

それだけでも『win』かもしれません。

『even-win』くらいがちょうどいい

対向車線の右折車

「対抗車線に、右折待ち。
その後ろに長い車列」

こんなとき、みなさんなら
どうされますか?

車の流れを見るかぎり、
優先通行権がある直進の
自分がそのまま通行する
ケースがほとんどです。

世の中のルール的にも
これが正解です。

しかし、正解が必ずしも
世のためになるとは
かぎりません。

一旦停止してその右折車を
進行させれば、
後続の渋滞が解消され、
後続車両のドライバーの
イライラやCO2の排出は
削減されます。

社会への貢献で考えれば、
悪くない選択肢ですよね。

ただし、このときには
自身の後続状態も
並行して注意すべきです。

後続車両がガラガラなら、
自分の通過後に右折車は
進行できるので、
停まる価値は低いです。

かといって、後続車が
かなりある場合に
停まればいいかというと
そう単純ではありません。

交通ルール的に停まる
必要がないところで
一旦停止することで
後続車両のイライラや
CO2排出を増加させる
可能性があります。

そんなときの私の基準は
『lose-win』はダメだけど
『even-win』ならアリです。

前方がガラガラだと、
一旦停止した分だけ
時間をロスします。

基本的な交通ルールや
後続車両のドライバーの
心理的影響を考慮して
停まりません。

ただし、前方が詰まり気味だと、
1台通してからでもじゅうぶん
前に追いつきます。

後続車両のドライバーは
一瞬イラッとするかも
しれませんが、その後前方集団に
追いついたら損失はありません。

こんな場合は、一旦停止して
右折してもらっています。

このように、右折車に
いってもらうかどうかは、
ケースバイケースです。

lose?even?

前方が詰まっていたら、
先に通したとしても
すぐに本来の位置に
進めますよね。

実質的に遅れることは
ありません。

それによって、対抗車線の渋滞が
緩和されれば、社会全体にとって
プラスです。

交通ルールからすれば、
右折車は優先順位が低く、
対抗車線のとぎれたところを
進むべきかもしれません。

ただし、少しの配慮で、
自身がロスすることなく
右折車が進行でき、かつ、
むだな渋滞を緩和できるのです。

これは『win-win』ではなく、

『lose-win』でもありません。

『even-win』です。

『win-win』がベストですが、
そうでなくても『even-win』も
狙っていきたいところです。

自分に直接的な得がなくても、
相手に得してもらう。

それが“徳を積む”ことかも
しれません。

「相手が得をするのであれば自分も得したい」

「自分が得できるのであれば相手に得なことをしよう」

ではなく、

「自分が損しないなら、得してもらおう」

くらいのスタンスがいいのでは、と
右折車を通しながら感じました。

evenであってloseでない、
このラインの見極めが
難しくはありますが・・・。

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【編集後記】
昨日はひさびさに
前の事務所の所長と
一緒の仕事でした。
カレー部なる活動を
しているとか。。。
阪神間のお薦め店を
教えてもらいました。

【昨日の一日一新】
金谷のすきやき

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■ 石田修朗税理士事務所HP

開業支援・経営計画支援の石田修朗税理士事務所

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。