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ヤマをはることは積極的には勧めませんが、状況によっては必要です。
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目次
合格のために何をすべきか
試験を受けるにあたって
出題範囲内の内容は
すべて網羅的におさえるのが
合格のための最良策です。
しかし、時間や体力の限界が
合格への熱意を上回れば
それは困難になるでしょう。
そんなときに合格のためにどうするか、
それはやはりヤマをはるしかないでしょう。
税理士試験はおそらく今後も
上位10〜12%が合格する
相対評価試験のままでしょう。
(模範解答が開示されれば話は別ですが、)
この上位10%に入るには
出題された項目について
80〜90%以上の精度が
求められます。
全体を70%でおさえていたら
何が出ても不合格です。
だから、合格の可能性を高めるために
ヤマをはるのも立派な作戦の一つです。
もちろん、ヤマのはり方によっては
大きなリスクは伴います。
ですので、積極的に推奨するわけではありませんが、
やみくもに網羅を試みて中途半端な状態で
試験を迎えてしまえばそれこそが愚策であったと
いうことに繋がることは事前にお伝えしたいです。
ラスト50日あまりとなった今のこの時期に
今後の戦略をきちんと定めましょう。
ヤマのはり方
過去の分析
近年、個別理論で出題されたものが
再度個別理論で出題される可能性は
低いです。
事例理論に展開されそうなものでなければ、
外していくのも一つの手でしょう。
TACの直前テキストには
過去10年の出題内容が
収録されています。
もしヤマをはるなら
そちらを参考にしてください。
グルーピング
近年の出題傾向をみると
事例問題が出題される可能性は
極めて高いです。
納税義務であったり、
売上や仕入の取扱いについて
問う問題です。
これらを解答する際に
絡んでくる理論は
外しにくいです。
輸出免税であったり、
非課税であったり、
課税売上割合だったり、
非課税資産の輸出だったり、
このあたりは必須だと
わたしは考えています。
最後に
時間や体力、環境といった状況から、
すべてを完璧におさえることが
難しそうであれば、
まずは主要なものを絞り込んで
その論点だけでも強くなることを
狙っていきましょう。
その柱を一つでも多く立てられれば
それだけ可能性は高まります。
全体をまんべんなく底上げするのは
今まで順調な方の戦い方であることを
認識しておくことは大切です。
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【編集後記】
わたしは網羅するタイプでしたが、
そうでない方で合格する方は
知人にも受験生にも見てきています。
合格すれば、網羅しているか否かは
まったく関係ありません。
結果を出すための道筋を
しっかりと見極めましょう。
【昨日の一日一新】
動く図鑑Move(昆虫)
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❐石田修朗税理士事務所HP
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石田 修朗
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