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計算過程をサボると合格できないよ、という話です。
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目次
合否の決め手
20代にもなると、文章理解力などには
それなりに個人差が出てきます。
それは、これまでの人生における
読書量だったり勉強量に左右されます。
その結果、税理士試験チャレンジにおいても
飲み込みのスピードには差があります。
これは仕方ありません。
しかし、税理士試験は例年
10〜12%程度が合格する
競争試験です。
その競争に勝ち抜くという点では
個人能力の差は絶対的なものではなく
たとえそうした能力が劣っていても
それを補って勝利することは可能です。
同じ勉強量で勝負する試験ではないからです。
逆にいえば、個人能力で勝っていても
時間を捻出することができなければ
能力で劣っている人に後塵を拝する
可能性も十分にあります。
合否の決め手は個人能力ではなく
によります。
勉強量を増やすには
合格に必要な要素は
『個人能力』と『勉強量』です。
残念ながら、『個人能力』は
やってすぐ効果があがるものでは
ありません。
これまでの人生の過ごし方と
今後の日々の生活の中で
培っていくものです。
そこで、ひとまず今度の試験で
合格する可能性を高めるためには
『勉強量』を増やすことが
現実的な攻略ポイントです。
『勉強量』というのは
勉強時間と勉強の質の
掛け合わせです。
『勉強量』を増やすために
まず検討すべきは
“勉強時間の確保”です。
一日は平等に24時間しかありません。
それをどう使うかは自分次第。
野球を観たい、
飲みに行きたい、
テニスしたい、
仕事で残業したい、
どれも自分の意思決定です。
こうした意思決定をすると
それだけ勉強時間が削られます。
その分を『勉強の質』や
『個人能力』で補えれば
勝負できますが、
補えなかったら敗北です。
勉強の質をあげるためにこだわること
ここまでの話をまとめると、
合否の決め手の算式は
ということになります。
では、『勉強の質』を高めるためには
どうしたらいいのか?
そこにはさまざまなアプローチが
ありますが、最も単純なのは
「模範解答どおりの答案を再現できる」
状態になることです。
その状態になった上で、
必要がないと判断する箇所を
省略していくことは
大いに賛成しますが、
それができないうちから
どんどん省略することは
ただのサボりです。
サボってしまったら合格は遠のきます。
だから、強調したいのは、
「計算過程欄をサボらないように」ということ。
11月に入ると仕入税額控除の話が
いっそう深みに入っていくので
タイトルや番号振り分けなどが
ぐちゃぐちゃになりがちです。
ここを丁寧におさえ続ける人と
省略して(サボって)しまう人では
そのあとの成績に大きな差が生まれます。
それは合格の可能性の差です。
試験合格を目指すなら、計算過程は
サボらずにきちんとおさえましょう。
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【編集後記】
日曜日から火曜日まで
長崎県対馬へ出張です。
子どもたちと会えないのは
さびしいですが、
訪問したことのない地域なので
楽しみでもあります。
【昨日の一日一新】
火薬鉄砲(ダイソー)
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❐石田修朗税理士事務所HP
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石田 修朗
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