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さまざまな制限をかけた結果、たくさんの学びがあったという記録、いや、備忘録です。

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撮影エリアを限定する

新型コロナウイルスによる感染症が拡散することを防ぐために、
不要不急の外出を自粛することが求められています。

ただ、自粛って求められるものか??というわけで
「行動制限を促されている」という表現が
正しいような気もしています。

まぁ、それはさておき、わたしが趣味とする山歩きは
ちょっとしたことで他者に依存する可能性が高く、
今は控えるべきだろうということで歩いていません。

テニスはプレイ中にそれほど飛沫感染リスクがあるとは
思えないのですが、市内ほぼすべてのコートが閉鎖され、
制限がかかりました。

そんな中、風景写真を撮ることは可能です。

みんながそれぞれ行動制限を課して
忍耐強く生活しているわけですから
わたしも制限を課して撮影しようと思い、
風景写真の撮影エリアを限定することにしました。

「国宝姫路城とその周辺エリア」です。

自宅付近で見られる虫や鳥もときおり撮影しましたが
2020年5月のメイン被写体を姫路城と決めて
毎朝早朝撮影にチャレンジしていました。

これはその記録です。

5月の撮影記録

<5月2日 5:40>

body:X-H1
lens:XF90mm F2 R LM WR
ISO:400
F:6.4
SS:1/500

H1X1174 1Lr

このポイントには2019年10月以来だったか。
冬は太陽の昇る場所がだいぶ南にズレるため
手前の庭園(好古園)に対して浅い角度で
光が差し込み、お気に入りのポイント。

この日はなんとなく足を運んでみたら
太陽がいい位置で昇ってきて、
思いがけず、いい一枚となりました。

<2019年10月16日 6:51>

body:X-T2
lens:XF90mm F2 R LM WR
ISO:200
F:11
SS:1/125

T2F5808 1Lr

<5月7日 5:02>

body:X-T2
lens:XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR
ISO:1600
F:6.4
SS:1/250

T2F7979 1 3Lr

この日は3時台からスタンバイして、
手前の庭園に出入りするキツネの様子などを観察。

4時30分頃、うっすら明るくなってきたので
準備をしていると、お城方面から真上を通過して
飛んでいくカワウが数羽。

これはただ姫路城をきれいに撮るというのではなく
テーマ性のある写真にできるかもと思い、
高速シャッターで狙うことに。
設定がよくわからないが、被写体ブレは防ぎたいので
ISO感度を1600まであげて、シャッター速度を1/250に。
この設定でF値をあげる(絞る)も6.4が限界。

どこにピントを合わせたらいいかもわからぬまま、
とりあえず待っていると、飛んできましたね。
(ちょっと右に逸れたルートだったけど)

これを前日の構図と同じようにトリミングしたのがこちら。

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けっこうお気に入りの写真となりましたが、
捨てることの大切さも気づきました。

庭園の屋根の雰囲気が好きでそれが入る構図にしていましたが、
鳥の飛翔する姿を収めるならむしろ屋根は要らないのでは?と
いう風に感じた一日でした。

これ以来、鳥を狙うときに屋根の重なりを画角内に
入れることはしなくなりました。

<5月8日 5:27>

body:X-T2
lens:XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR
ISO:400
F:6.4
SS:1/640

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この日も前日と同じように撮影。

かなり右側を飛んだのですが、
なんとか画角内に収まってくれました。

<5月8日 5:35>

body:X-T2
lens:XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR
ISO:200
F:6.4
SS:1/640

T2F8008 1Lr

朝の早い時間帯は5分も経てば
明るさが全然違ってきます。

このときも明るくなったので
設定を変更したのですが、
この日の選択はF値ではなくISO感度。
ISO感度を下げないと画質が、、、と
いう点に良くも悪くもこだわってました。

<5月12日 5:32>

body:X-H1
lens:XF56mm F1.2 R
ISO:200
F:6.4
SS:1/1000

H1X1235 1Lr

この日は曇天だったので空の色が美しくない。
そんなときはとフィルムシミュレーションを
ACROSS(モノクロ)にして待ちます。
この日飛んだのはカワウではなくアオサギ。
アップでみると厳つい顔をしていますが
飛んでいる姿はかっこいい。

<5月12日 5:39>

body:X-H1
lens:XF56mm F1.2 R
ISO:200
F:16
SS:1/500

H1X1247 1Lr

この日あたりに、
「お城の後ろから日が昇るこの時期は
お城のディテールを出そうとせずに
シルエットだけでOK」と割り切りました。

<5月18日 4:48>

body:X100V
ISO:400
F:4
SS:1/50

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よくやけた朝でした。

放射状に伸びる様子がいつものレンズだと収まらなかったので
カバンに入れているX100Vで手持ち撮影です。

<5月18日 4:48>

body:X-T2
lens:XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR
ISO:3200
F:5.6
SS:1/60

T2F8093

朝焼けを楽しんでいたら急にいいルートに飛んできて
慌てて撮影したものの、AF-Cにもできず、
シャッター速度も変更できず、撃沈した一枚。

実際には暗すぎてむずかしかったでしょうけれど。。。
このときに「二兎を追ってはいけない」と気づかされました。
(気づくのが遅い・・・)

<5月22日 4:57>

body:X-T2
lens:XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR
ISO:640
F:8
SS:1/400

T2F8134 1 2Lr

立て続けにもう一羽。

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これらの写真は明るくなる中で
シャッタースピードを優先して
ISO感度を下げすぎなかったために
うまくブレずに収められたと思っています。

AF-Cも以前よりはうまく動かせましたし、
今月の学びで少し成長を感じた一枚でした。

<5月25日 5:45>

body:X-T2
lens:XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR
ISO:200
F:11
SS:1/50

T2F8268 1Lr

この日もいつものポイントから構えたものの
東の空がどんよりしていて鳥も飛ばず。
西の空がきれいだったので
東の駐車場側から撮ることにして移動。

毎年地元のテニス大会の表紙に
姫路城の写真を掲載してもらっているので
そのイメージで上部にスペースを残して
カリッとお城だけを撮影。
採用されるといいのですが・・・。

やや角度を変えてもう一枚撮っておきました。

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<5月27日 6:02>

body:X-T2
lens:XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR
ISO:200
F:16
SS:1/13

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この日は霧を期待したのですが
ただのどんよりとした曇天でした。

そして、、、猫のうんちを踏んでしまった。

<5月28日 5:48>

body:X-T2
lens:XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR
ISO:200
F:8
SS:1/320

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この日もいつものポイントで撮影後、
冬によく撮るポイントに移動。
お城の北側に太陽の光が当たって
冬場とはまたちがって風景を
収めることができました。

<5月29日 5:21>

body:X-T2
lens:XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR
ISO:200
F:10
SS:1/200

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夜明け前の色がきれいだったので
「今、飛んでくるなよ〜」と願いつつ、
もろもろ設定を変えてササッと一枚。

きれいな色を残すために
フィルムシミュレーションを
velviaで撮って出し。

<5月30日 5:24>

body:X-T2
lens:XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR
ISO:200
F:11
SS:1/125

T2F8543Lr

この日は雲がいい感じの軽さで広がってくれました。
連日「今、飛んでくるなよ〜」と願いつつ、撮ります。

きれいな色を残すために
フィルムシミュレーションを
velviaで撮って出しです。

まとめ

約1ヶ月にわたって3時30分起床の撮影活動をしました。

途中からは、あえて50-140mmのレンズしか使わずに
そのレンズで撮れるもの、という制限をかけてみて、
いろんな気づきや学びがありました。

そんな中で撮りたいと思ったのが
「夜明けに(姫路城をバックに)飛び立つ野鳥の姿」

今後は少し足を伸ばして
県内の撮りたい場所を回るつもりなので
姫路城撮影の回数はやや減りますが、
今月の経験を活かして納得の一枚が撮れるように
粘り強くチャレンジしていきます。

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【編集後記】
昨日は長男の7才の誕生日でした。
今年からは小学校に入学して環境もかわり、
少しとまどいもあるみたいですが、
健やかに、わんぱくに、育ってほしいです。

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❐石田修朗税理士事務所HP

石田修朗税理士事務所[姫路]

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。