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木曜日は税理士試験攻略シリーズ。
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目次
間違いノートのススメ
今年9月から新しい科目を勉強している人で、
まだ全体をおさえきれていない方は
5月の直前期からでいいですが、
昨年までに経験している科目を再チャレンジする方は
1月からの勉強において、間違いノートを作りましょう。
間違いノートは、普段の学習時にはもちろん、
通勤通学途中や勤務中のちょっとした空き時間に
レベルアップするためにとても効率的なツールですし、
本試験当日のチェックにもこれほど優れたものはありません。
ただ、本試験直前から蓄えていっては遅いのです。
今から、間違いを蓄えていき、自らの糧にしましょう。
これは外せない!作る際のポイント
では、どのようにして作成するかですが、
最低限必要な項目(情報)は、
「どのような資料について」
「どのようなミスをしたか」
「正解はどうだったのか」
この3点です。
この3点がまとめてあれば、
ひとまず有効に機能します。
わたしは受験当時、これをポケットサイズの
ノートに記録していました。
(毎日持ち歩く手帳がある人はそれがいいでしょう)
そして、消費税受験の際は、理論と計算のページを
検索しやすいように、ページの端にマーカーを塗って、
それぞれのページ内容がわかるようにしていました。
(計算は黄色、理論は赤でマークしておいて、
理論の確認の際には赤でマークされたページを
見ていくといった感じです)
エクセルで作るとデータ量を増やしてらくちん抽出
これらを、エクセルでまとめていくと、
先ほどの3点以外に、資料の種類やページ数、
重要度なんかを入れていっても負担はそんなに
重くなりません。
特に複数科目を勉強している場合には、
科目を記録する列を作っておくと、とても便利です。
たとえばこんな感じのテーブルを作成します。
消費税だけ確認したい場合には、
ドロップダウンリスト(科目の横の▽マーク)を
クリックして、
消費税だけにチェックマークを入れます。
すると、消費税に関するものだけが表示されます。
このような機能を活用すれば、あとで検索するかも
しれないデータをあらかじめ入れておくことで、
間違いノートの利便性は非常に高くなるでしょう。
手書きでは、絞り込んで抽出することはできません。
エクセルを開いている風景はオフィスでも違和感がないので、
勤務中でもちょくちょくチェックすることができますし(笑)
ただし、この手法が有効なのは、
いつでもエクセルを自由に閲覧でき、
書き込める環境があれば、の話です。
間違いノートはいつでも書き込めて、
いつでも確認できなければ、
効果が半減します。
Evernoteがオススメ
パソコンやタブレットを常に持ち歩く人は
そんなに多くないと思いますが、スマホを
持ち歩く人は多いことでしょう。
スマホユーザーにおすすめなのが、
Evernoteというアプリを活用した
間違いノートの作成です。
Evernoteは、さっと起動して
メモをすることができます。
PCからも入力や閲覧ができますし、もちろん
スマホからも入力・閲覧ができます。
そして、タグをつけることができるので、
消費税の理論の間違いには“消費税 理論”という、
財務諸表論の計算の間違いには“財表 計算”という
タグをつけておくことで、簡単に抽出することができます。
なによりも、電車の中やベッドの中でも気軽に触れるのが
PCからの入力にはないスマホのいいところです。
今、私が間違いノートを作成するなら、
Evernoteを活用するでしょう。
もちろん、作っていく中で不具合が生じることもありますが、
最初から完全なものはできません。
大切なのは、すぐに始めることです。
早く始めたものから、情報やスキルが蓄積されて、
それだけ本試験で有利になります。
年明けのスタートダッシュに、
間違いノートを作成しましょう!
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【編集後記】
今日は年明け最初の開講日、
少しバタバタしました。
なんとか0時までに更新できて
よかったです。
【一日一新】
加賀麩不室屋のふやき御汁「宝の麩」
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石田 修朗
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