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ラケットを買い替えるにあたって、いろいろと計測してみました。
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目次
ラケットを買い替え『V core tour G』
2015年1月、ラケットを新しくしました。
まず、選択したラケットですが、
YONEXの『V core tour G』
グリップサイズはG2です。
2014年春発売のモデルですので、
ニューモデルというわけではありません。
私は2012年秋頃から『V core Xi100』という
同じYONEXのラケットを使用しています。
扱いやすいラケットでとくに問題はないのですが、
100インチという面の大きさがやや大きく感じることと、
フレーム形状がラウンド形状であることに変化がほしくなり、
97インチ・ボックス形状の『V core tour G』にしました。
このラケットはその重量の違いで、Gシリーズ(310g)と
HGシリーズ(330g)があるのですが、HGは重すぎるので、
Gシリーズのグリップサイズは細めの2号を選択しています。
購入したのは神戸にあるプロショップ“FIELD”さんです。
店員さんの商品知識が非常に高く、信頼できるお店です。
今回もいろいろと相談に乗ってもらいました。
今使っているものよりもやや重たくなること、
重心が少し手前に設定してある(トップライト)ので、
ラケットワーク自体で重く感じることはないであろうこと、
フレーム形状がボックスタイプなのでフレームがよくしなり、
食いついてからボールが飛んでいくタイプであるなど、
事前に調べていた情報の裏付けとなる知識も教えていただき、
安心してラケット選びをすることができました。
レザーグリップへの巻き替え
最近のラケットはだいたいそうですが、
購入時に巻いてあるベースグリップは
合成樹脂のものが巻いてあります。
これをレザーグリップに巻き替えます。
両者の特徴はこのようになります。
<レザーグリップ>
振動が伝わりやすくなるため、打球感がわかりやすくなります。
オフセンターでボールをとらえると、明らかにわかります。
スイートスポットでとらえたときと全然違うのです。
オフセンターでボールをとらえると打球は弱くなり、
コントロールも精度が落ちますが、その原因を
グリップから認識することができるため、
(打球が弱くなる原因は他にもありますが)
もしオフセンターでとらえたことが原因だとすると、
そのことを把握しやすい特徴があります。
デメリットは、汗や水に弱く、滑りやすいことと、
合成樹脂のものと比べるとやや重たいことです。
グリップに重たいものを巻き付けるということは、
それだけラケットの重量が増し、トップライトの
傾向がより強くなります。
場合によっては、トップ部分に鉛を貼り付けるなど、
調整が必要になってきます。
<合成樹脂のグリップ>
振動吸収性がいいので、肘を痛めている人にも優しいです。
打球感がマイルドになります。
しかし、マイルドになる分だけ、打球感がぼやけます。
スイートスポットを外してとらえても、あまりわかりません。
しかしオフセンターでとらえると、打球は確実に弱くなります。
コントロールの精度も確実に下がります。
ですので、合成樹脂のグリップだと、打球感は変わらないのに
打球がおかしいという現象がおき、その原因がどこにあるのか
(オフセンターでとらえたからなのかそれ以外なのか)
特定が難しくなります。
以上のように、それぞれにおいてメリットデメリットはありますが、
私はレザータイプのものに巻き替えます。
巻き替え手順はこのようになります。
まず、もともと巻いてある合成樹脂のグリップを外します。
グリップ上部にテープで留めてありますので、
そのテープをはがします。
そして、合成樹脂のグリップをはがしていきます。
すると、このようになります。
ここに先ほどのレザーグリップを巻き付けていきます。
このレザーグリップの裏面には両面テープがついていて
とても巻きやすいです。
巻き替え完了。
実際にどれだけ重くなったか、計測してみました。
グリップテープだけで計測すると12gのズレがありましたが、
レザーグリップを巻き上げる際に、余分な箇所を切り落としたので、
実際には11gの重量増となりました。
SONY製 Smart Tennis Sensor
今回新たに導入したのがSONY製のSmart Tennis Sensorです。
これは、モーションセンサーと振動センサーを搭載したもので、
ラケットに装着した上でスマホアプリとBluetooth接続すると
ショット情報が「見える化」されます。
「ショット数」「インパクト位置」「スイング速度」
「ボール回転」「ボール速度」といった情報を得ることができます。
自分が放ったボールがどれくらいの速度や
スピン量なのかももちろん興味がありますが、
技術的に新しいことにチャレンジしたときに
前と比べてスピン量がどうなったとか、
スピードがどうなったとか、こういったデータを
取れることが非常に魅力的です。
このSensor、どのラケットにも搭載できるわけではありません。
搭載できるラケットはYONEXを中心に、ある程度限定されています。
今回購入したラケットは対応モデルだったため、Sensor購入に
踏み切りました。
開封すると、このようなものが入っています。
赤いのがSensor、あとはSensorをUSB充電するためのクレードルなど。
対応ラケットのグリップエンドはこのようになっていて簡単に外せます。
外すとこんな感じです。中に麩菓子みたいなのが見えます。
ここに専用アタッチメントを装着して、
そこにSensorを搭載します。
このSensorと元々のキャップの重量差は6gですので、
装着することでラケットはやや重たくなります。
そして作業を全て終えたのがこちら。
これにウェットタイプのオーバーグリップを巻いて使います。
データ計測はまだほとんどできていないので、
面白いデータや使い方を発見したら報告しますね。
ではでは。
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【編集後記】
息子が夢中の「ピラゴラスイッチ」
一緒に観ていると大人まで魅了されますね。
【一日一新】
のらまる食堂
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石田 修朗
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