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こだわりのある店にはロマンと行列がありました

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こだわりのとんこつラーメン

昨夜、三宮で美味しいラーメン店を発見しました。

『火風鼎(かふうてい)」という店で、
こだわりの博多とんこつラーメンを
食べることができます。

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店の前の立て看板には店主のこだわりが
お客さんに届けられています。
(ブレがひどくてすいません)
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食すこちら側も自然と力が入り、
期待以上の味わいに満足し、
再訪を約束し店を出るのです。

店のウリが見えない・・・

一方で、こだわりが伝わってこないお店もあります。

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いかがでしょう?
一見、なんでもござれの器用なお店かもしれませんが、
一つ一つの味にこだわりがあるようには私は感じません。
このようなお店は、価格競争の中で戦い続けるか、
味以外のところで優位性を見いださなければなりません。

圧倒的に流行っていた前者

前者は、明確にメッセージを発することで、
とんこつラーメンに関心がない人が
お客さんとして来店することを捨てています。
後者は、ひとまずラーメンに関心がある人が
幅広くお客さんとして来店することを望んでいます。

つまり、前者はお客さんを選び、
後者はお客さんを選んでいないと言えます。

その結果、前者には夜遅くでも行列ができ、
後者はお昼時でもすぐに入店できました。

極端な例かもしれませんが、友達に異性を紹介してもらうときに
前者は「一緒にキャンプとかBBQできる子紹介してくれへん?」
後者は「誰でもいいからつきあってくれる子紹介してくれへん?」
そんなスタンスにも通じるものがあります。
信頼感がまるで違いますよね。

顧客に直接サービスを提供する産業においては、
どうしても対応キャパシティに限界が出てきます。
であるとすれば、
「なんでもできます」「なんでもござれ」ではなく、
「この分野には絶対的な自信があります」
「これなら任せてください」のスタンスこそが、
価格競争・過剰広告の沼から一歩外に抜け出す
武器になるのではないでしょうか。

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【編集後記】
9月も残すところあと半月です。
10月になれば、個人事業の方の
納税予測の精度が増してきて、
節税対策・納税対策への意識が
高まってきますね。
早め早めに手を打ちたいものです。

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。