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丹波市の災害ボランティアに参加しました。

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住宅だけでなく田畑への被害も甚大です

丹波市は兵庫県の中部に位置する、田園風景の広がるのどかな町です。
姫路方面から入ると、まず山南町の山南仁王が出迎えてくれます。

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朝9時前に山南町の友人宅に立ち寄って情報収集し、
災害ボランティアに向かいます。

連日、様々な場所で復旧作業が行われています。
家屋に流れ込んだ泥のかき出し作業なんかをするのかな、と
イメージしていましたが、被災地入りして多く目にしたのは、
畑や田んぼに大きな木が横たわっている光景でした。
かなり大きなものも多く、重機が入るのを待つしかなさそうです。
私が入った現場は牛の鳴き声が響く田園地帯にある老夫婦所有の畑で、
作業内容は川が氾濫して倒壊したビニールハウスの撤去でした。

体力、体力、体力

ビニールハウスの骨組みは鉄でできていましたが、
それが水の勢いでなぎ倒され、根元からひん曲がって倒れています。
まずはつなぎ目を外し、その深く埋まった支柱を引き抜いていきます。
特別な技術は要りませんが、ぬかるんだ畑での作業ですので、
人手と体力が不可欠な現場でした。
学生中心に10人程度のチームで作業し、3時間くらいかけて骨組みを撤去し、
ビニールハウス内のうねに被せてあったであろうビニールなどを土の中から
引っ張り出して片付けていきます。必要なのは、根気と体力だけです。
こまめに休憩しながら、その現場は4時間強でなんとか片付き、
いったんシャワーを浴びて汗と泥を流します。

炊き出しにおける留意点

そして、夕方からは先述の友人と一緒に、商工会の炊き出しのサポートです。
市島地区という、もっとも大きな被害のあった地域に向かいました。
橋は落ち、道路は崩れ、至るところが通行止めとなり、
山から流れ落ちた巨木が道路脇にまとめられています。

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当初はこれらの巨木が道路をふさぎ、集落に入れない状況だったそうです。

炊き出しの現場で感じたのは、
何を作るか(万人に受け入れられるものがいいが、同じものが続くと飽きる)、
どう伝えるか(炊き出しをしていることを周知するにはどうしたらいいか)、
災害時にこれらを適切に判断し、実行することは難しいということです。

とくにどう伝えるか、ここがクリアできないと悲しすぎます。
現場では、迅速性も必要ですが、もっと大事なのは網羅性です。
様々な世代の方にもれなく伝えるためには、アナログ作戦が一番でしょう。
目に訴え、耳に届け、口で伝えるためには、
“人目につくところに「本日の炊き出し情報」を貼り付ける”
“スピーカー積んでひたすら被災地を巡回する”
“一戸一戸訪問する”
これらは効率的でないし、迷惑行為になる可能性も高いです。
けれども、情報が届かず孤立するリスクを考えれば
許容されるのではないでしょうか。

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【編集後記】
今回参加するにあたって気をつけたこと、
参加者との会話で考えたこと、などは
明日の投稿で書き綴りたいと思います。

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。