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「ひとり」であることの強みの一つは機動性です。
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目次
荒れた衆議院議員選挙
昨日、衆議院議員選挙の投開票が行われました。
それはまさに悲喜こもごも、
裏の山から今までにないくらいの
轟音をあげて暴風が下りてくるなか、
開票速報を見つつ、
いろいろと感じる結果となりました。
個人的に小選挙区での当選を
祈っていた候補の数名が
苦汁をなめることとなりました。
(足立さんは比例復活当選されました)
<兵庫1区>井坂信彦さん
<大阪9区>足立康史さん
<奈良1区>馬淵澄夫さん
政策的には相容れないところが
ある方もいらっしゃいますが、
行動力であったり、発信力であったり、
かねてより一目置く存在です。
日本国がまっとうな方向に進むためには
野党の中に彼らのような志士が必要です。
野党が与党の活動を常にチェックし、
虎視眈々と与党の座を狙うからこそ、
与党はその襟を正し、脇を固めるのです。
野党が低俗だと与党の足を
引っ張ることに終始し、
野党に力がないと与党には
根拠ない安定と驕りが生じます。
いずれも国益にならぬものです。
発信力という点では
共産党や社民党といった方々なども
ピーチクやっていますが、
ああいった政権運営能力を持たない
「政権には何でも反対ガー」的な
ビジネス左翼グループは論外です。
その声をあげることだけで
一人あたり毎年数千万円の税金が
投入されているかと思うと辟易します。
国会の場を離れ、
国会の外でプラカードを持って
頑張ってください。
国会では、誰かの足を引っ張るのではなく。
国をよくするという共通認識のもとで
議論を尽くしてもらいたいと思います。
仕組みの変更に力が必要
これはやってほしい、と思うテーマの一つが
議員定数削減によるコスト削減です。
国会議員の年収が多いとは思いません。
それだけ重みのある、価値のある仕事です。
国からきちんと報酬を受け取ってほしいです。
月100万円の文書通信交通滞在費だって
領収書の開示義務さえ備えれば問題ありません。
必要な経費はきちんと請求すればいいんです。
きちんと仕事をしている人は。。。
だけど、あれだけの人数が必要だとは思えません。
国会中継をよく見ていたときもありますが、
中継が入っていてもグースカ寝てる人がいる始末。
さすがにああいったシーンを見てしまうと、
バカバカしくも感じます。
とくに、国民に痛みが生じる増税や
社会保障削減を実行するのであれば、
国会運営者であり立法府である
国会議員自身がその襟を正し、
ムダを排除しなければ
筋は通りません。
が、議員定数削減は一向に進みません。
自分たちの仕事を減らす行為ですので、
そこには手をつけようとしないのです。
では、定数削減を実現するために何が必要かというと、
それを公約で掲げている政党の国会議員を増やし、
ある程度の人数となるのを待って
その法案を通してもらうしかありません。
おそろしく時間のかかる行程です。
けれども、現在の与党がそれをしないなら、
愚直にその道を進めていくしかありません。
あきらめてしまってはそれで終わり。
国民による国会チェックは果たせず、
予算権限を持つ彼らを
抑制することはできません。
だからこそ、一回一回の選挙を
大切にしないといけません。
「ひとり」ならこんな苦労はない
話を手元に戻してくると、
わたしの暮らす町の自治会などでも
不毛なルールがはびこっていたり、
イラッとすることがあります。
しかし、その仕組みを変更することは
容易ではありません。
隣保長として一年間、
自治会活動を経験しましたが、
その一部しか変えることは
できませんでした。
また、前職時代には職場においても
「これって意味あるかな?」と
いったことがあったりしました。
しかし、その決定と慣習を覆すには
それ相応の時間と労力がかかります。
その結果、誰も得をしないような
無駄なルールに縛られる不利益が
留まることなく在り続けたりします。
で、ふと感じたのが「ひとり」の魅力です。
別にそれがいやで「ひとり税理士」を
選択したわけではありませんが、
結果的に「ひとり」で仕事をすることで
そうした不毛な点にストレスを
感じることがありません。
ムダだと思ったらやめたらいいだけですので。
多少外部との調整が必要だったとしても、
こちらの意思決定権限は全て自分ですので
交渉もスムーズです。
大海原を進むのには
クルーズ船でないと不安ですが、
瀬戸内を楽しく動き回るには
小さなヨットの方が
よかったりもします。
仕事の組織も、
大きな商圏で展開するには
大きな組織が必要ですが、
小さな商圏で動くには
小さな組織にもメリットがあります。
その一つが機動性。
小さい組織の方が
方向転換もスムーズに行え、
時代の波に適応しやすいです。
ただし、船乗りが自分しかいない
「ひとり」では、
自分自身でその波を常に探り、
先を読む取り組みは欠かせません。
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【編集後記】
今回の選挙は与党の圧勝で終わりました。
それがまるでだめなことのように
報道されていますが、
国民にとっても収穫がありました。
民進党、みんなの党、維新の会、太陽の党、
世間の風を読みながら理念も恥もなく、
渡り鳥のようにうろうろしていた議員を
あぶり出し、排除できたからです。
二大政党制への大きな一歩となるでしょう。
そうした意味で、前原・小池両氏の役割は
非常に大きかったといえます。
これから野党再編に向けて
進んでいくことを期待しています。
【昨日の1日1新】
ピュアキッズの滑り台
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❐石田修朗税理士事務所HP
開業支援・経営計画支援の石田修朗税理士事務所
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石田 修朗
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