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毎年、祖父について考える祭事があります。

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昭和51年生まれ、今年は前厄です

地元男山八幡宮での厄神祭に行ってきました。

小さな小さな神社なのですが、
毎年2月18日〜19日にかけて行っていて、
地域の方に根づいているのか、
23時を過ぎてもすごい人出です。

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厄払特別祈祷は受付で代金を支払い、
渡された番号札を持って、
自分の順番が来るのを待ちます。

896番、おお、これは縁起がいい。

きっとみなさんにはなんてことのない番号です。

が、姫路城は別名しらさぎ城とも呼ばれ、
その流れで、白鷺(しらさぎ、はくろ)は
姫路人には少しうれしい数字です。

厄払特別祈祷、過ぎてみれば
なんてことのない行事でしたが、
行く前はいろいろと気になりました。

祈祷料はどうやって決まるのだろうか?
(こちらの言い値?あちらの言い値?)
裸現金で支払うのはマナーとしてどうなのか?

まず、祈祷料は八幡宮の社に
デカデカと張り出されていました。

6,000円、8,000円、10,000円と3タイプありました。

値段によって、祈祷の内容が変わるわけではなく、
祈祷は全員同じ場所で25人ずつまとめて行われます。

違うのは、いただけるグッズ。

破魔矢が豪華になったり、クリスタルのついた
お守りがもらえたり、要りません、、、。

一番安い6,000円で十分と判断し、それにしました。

また、支払方法もあっさりしていて、受付のおじさんに
用紙を渡され、そこに氏名、住所と生年月日、年齢、を
記載します。
祈祷の際に、名前と年齢、住所が必要なんですね。

そして、その用紙にいくらにするか、
チェックする欄がありましたので、
それをチェックして精算します。

その場で現金を支払うので、とくに袋など用意しなくても
財布からでまったく問題ありませんでした。

祖父が遺したもの

さて、男山八幡宮は、姫路城を望む男山の頂上付近にあります。

男山の頂上の配水池公園は、
姫路城と日の出を拝めるスポットとして、
このブログでも昔紹介したことがあります。

姫路城と日の出の絶好ビューポイント。男山配水池公園がオススメ! | 歩々是道場 〜脱力系税理士のblog〜

八幡宮までは約200段くらいの階段を登らなければなりませんが、
お年寄りから幼児まで、毎年多くの方がお参りされます。

その八幡宮の脇にある広場にあるのが、今は亡き祖父の
名が刻まれた石碑。

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(あっ、誰かに紙コップ置かれています・・・)

別に偉大な功績を残したわけではなく、
いくらかの寄付をした証です。

ここに来ると、自然と祖父のことを思い出します。

祖父は姫路で税理士をしていました。
神仏を大切にする人間で、毎朝神棚に向かって
手を合わせていた姿を覚えています。

世話になっていた神社やお寺に
いくばくかの寄贈をしていたため、
お墓がある寺や、近所の小さな神社の
ところどころで今も祖父の名を目にします。

小さいころは「そんなことするんやったら、
お年玉でくれたらいいのに」と思ってましたが、
今はむしろ寄贈してくれてよかったと思っています。

お墓参りに行くと、寄贈したひしゃくとバケツが今も
多くの方の役に立っているのを見て誇らしく思えますし、
こうしたお参りの際に祖父を思い出し、どういうことを
考えていたのだろうと思考するきっかけにもなっています。

その時々に伝えることももちろん大切ですが、
のちに影響を与えるような伝え方、遺し方も
いいものですね。

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【編集後記】
日曜日は息子の生活発表会。
昨年は日曜の講義を担当していたので
観にいくことが行けず、今年初参加です。
外での様子を知る機会は少ないので、
楽しんできたいと思います。

【昨日の一日一新】
スタバ オレンジケーキ
厄払特別祈祷

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。