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業界を絞った採用活動をすべきです。

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今はどこも人の採用に苦しんでいます

多くの中小企業が現在苦戦しているのが人の採用です。

「求人広告を出しても、全然反応がない」
「ようやく反応があっても、とてもじゃないが
雇用したいような人材が来ない」

そういった声が、私の周りの事業主から多く聞かれるからです。

会計事務所業界でも、人材不足は深刻です。

一般求人広告を出すよりは、専門学校が
主催する就職ガイドにブースを出す方が
ある程度ターゲットに近い人材をスカウト
することができるでしょう。

しかし、それでも就職相談会に参加する人の中で
自社にマッチする人材と出会える確率は高くないそうです。

正社員採用に関しては求人広告に頼ることはやめましょう。
正直、仲介業者に無駄金を渡しているようなものです。

「なかなか応募が来ない。
もっと大きな枠で求人広告を出しましょう。
つきましてはは、これだけ費用がかかります。」

こんなことを続けていては、格好のエサです。

網は小さく、できれば竿で

これはきっと投げている網が大きすぎるんです。

(例えとして不適切かもしれませんが、)
網を大きく投げると、アジを獲りたいのに
ボラが獲れたりします。

アジが食べたくて網を投げたのに、
ボラがかかってもうれしくないですよね。

アジを取りたければ、
アジしかいないところに網を投げるか、
アジが好むものを餌にして釣り上げるか、
これしかないです。

大きな網はだめです。

大きな網は別の魚が獲れてしまいます。

漁であれば何らかの見返りがあるかもしれませんが、
人材採用においては、面接に時間がかかりますし、
エネルギーも浪費します。

また、そこから育てていくだけの体力がある
中小企業は少ないでしょう。
できるだけ、短期間で即戦力になって欲しいです。

ならば、大きな網は捨てましょう。

マッチする人に寄ってきてもらう

網を竿に握り直して、マッチする人材を
見つけにいくべきです。

つまり、求める人材が食いつく餌をつけた
釣り竿を垂らすイメージです。

それができるのが、Webでの発信です。

発信を続ければ、強みばかりを出すことはできず、
できないこと、弱みも多く見えてきます。

わが社の強みと弱みを発信することで、
求職者はわが社のことを理解したうえで
アプローチしてくれます。

それでもやっぱりマッチしない人が来るんじゃないか、と
思うかもしれませんが、大きく外れることはないでしょう。

業種の専門性が高ければ高いほど、一般の方からの
Webアクセスは期待できません。
そんな中でアクセスしてくる求職者は、
おそらくその業界にいる人です。

同業他社で働きつつも、転職を考えているスペシャリスト、
ここを狙いたいです。

アクセスの母数としてはけっして多くないでしょうが、
そもそも多くアプローチされても困るのが中小企業です。

同業界で働きながら、現状に満足できていない人が
わが社の発信に関心を持ってアプローチしてきたとしたら、
求人広告からの人材よりもわが社にマッチするでしょう。

そして、そうした人材であれば、
まったくの素人を採用するよりも
会社にとってメリットも大きいでしょう。

以上の点から、Webでの発信は極めて有効といえます。

最後に・・・

理想としては、以下のような特徴が自社にあることです。

(1)業界内でオンリーワンの個性

(2)従業員が活き活き働く雰囲気

こういった会社は、Webで求人募集することで
同業他社からの転入が留まらないでしょう。
逆に、一般求人広告でターゲットをぼやけさせる
必要は全くありません。

しかも、自社Webならコストもかかりません。

また、Webで発信する効能は、それ以外にもあります。

わが社にマッチしない人が来る可能性を下げてくれます。

一般の求人広告を見て申し込んでくる人も、
その会社のWebページくらいは見るはずです。

そこで、自分と合わない、と感じる人は
エントリーを辞退してくれます。

一般の求人広告に頼るとしても、わが社にマッチする人材と
マッチしない人材がわかる形で発信を続けましょう。

それが、“合わない人と時間を共有する”という浪費を
いくぶんかは防いでくれることでしょう。

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【編集後記】
昨日、新しいクルマを引取りに広島県福山市まで。
姫路から新幹線に乗ろうとすると、やってきたのが
このこだま。(この写真は岡山駅にて撮影)

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実物を見たのは初めてで、
エバンゲリオン観たことないのに
テンションあがってしまった。

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【昨日の一日一新】
エバンゲリオン新幹線
東福山駅
カングーZEN

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。