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多様性こそが税理士という職業の魅力です。
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目次
「独立」を目的化しない
独立開業をすることはとても大きな決断です。
それゆえ、ややもすれば、それ自体が
ある意味で目的化してしまうことがあります。
「どうやって独立しよう」
「いつ独立しよう」
たしかにこれは大きなことですが、
なによりも大切なのは
「独立して何を実現したいか」です。
これがしっかり定まれば、
独立前後にやってくるであろう
さまざまな意思決定の場面で
目標への最短距離を選択する
ことができます。
「独立」というのは一つの形態です。
その形態を取ることで目指す未来は
どういったものかを意識しておかないと
周囲に見えるよさげな景色に惹かれて
右往左往したあげく気がつけばずっと
同じ場所をうろうろしていたり・・・。
そんなモヤモヤとした時期を
わたしは過ごしたことがあります。
朝令暮改
「朝令暮改」という言葉があります。
方針などが絶えず変わって定まらないこと。
(デジタル大辞泉より)
中小零細企業やフリーランスにとっての
最大の武器は変化への迅速な対応です。
空気や風の流れを敏感に感じ取り、
すぐに軌道修正して
たえず顧客の潜在ニーズに
働きかけることが強みですし、
それができなければ、資本力のある
大手企業には太刀打ちできません。
ですので、朝令暮改はある意味で
必要不可欠な要素です。
ただし、そこに軸がなければ
ただの迷走です。
〇〇という目指す未来があって、
それを実現するための意思決定として
朝令暮改なのは素晴らしいことです。
しかし、その軸が定まらないままに
「あっちの水がおいしそう」
「こっちもなかなかいいみたい」
とふらついてしまっては
時間だけがただいたずらに
過ぎていきます。
税理士は多様性がある職業で、
いろいろなスタイルで
人生を謳歌されている方が
いらっしゃいます。
それぞれ一長一短であり、
何を受け入れて、
何を拒絶するか、
そこに尽きます。
だからこそ、まずは自分が
何を大切にしたいかを
定めることが大切です。
【告知】「ひとり税理士」の現実が書かれた本
そうした開業当初の失敗や
そこから脱出した現在にいたるまで
わたしの経験してきたことを
赤裸々に綴った本が
5月に出版されます。
タイトルは
『十人十色の「ひとり税理士」という生き方』
企画・監修は「ひとり税理士」の
先駆者である井ノ上陽一さん。
“雇われない、雇わない”
「ひとり税理士」というスタイルを
世に打ち出し、わたしを含めて
多くの方に影響を与えた氏のもと、
10人の「ひとり税理士」による
共同執筆の書籍です。
10人それぞれが次のテーマについて
その経験談や意識していることを
書き綴っています。
・プロフィール
・ひとり税理士を実際にやってみて感じた苦悩・不安
・ひとり税理士を実際にやってみて失敗したこと
・ひとり税理士を実際にやってみて成功したこと
・ひとり税理士を実際にやってみて感じたメリット
・どういう生き方をしているか(プライベート)
・独立を目指す人へのメッセージ
・受験生へのメッセージ
実務的なスキルの話はありません。
「ひとり税理士」という点では
10人は同一グループであり、
規模の拡大を目指さないという点で
大まかな方向性は一致していますが、
硬軟織り交ぜったメンバー構成でして
いろんなスタイルを見ていただける、
手前味噌ながら良書です。
紀伊國屋梅田店など、一部書店では
すでに店頭に並んでいます。
書店に足を運ばれた際には
どうぞ手に取ってみてください。
(できればそのままレジまで・・・)
10人のリアルな話を知っていただき、
今後の進路決断の一助となれば幸いです。
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【編集後記】
Lightroomという
現像処理ソフトを
使い始めたのですが、
これを使いこなすには
色彩学に取り組んだ方が
よさそうだな〜。
【昨日の一日一新】
TimemachineからのWindows復旧作業
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❐石田修朗税理士事務所HP
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石田 修朗
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