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すべてを覚えていることは不可能です。

DP3Q0800

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記憶力の限界

40数年の人生を過ごしてきて
暗記力は悪くない方だという
実感があります。

しかし、記憶力がいいかというと
それはまた別の問題です。

小学校くらいまでの記憶は
ほぼ薄れていますし、
中学校のことも同様です。
高校時代のことすら
あまり覚えていません。

学校自体が楽しいときだけでなく
辛いときもあったりしましたし、
それなりに起伏のある日々だったと
思うのですが、それでも20年以上
経った今ではそのほとんどを
忘れ去ってしまっています。

7年前から始まった夫婦間のやりとりですら、
「あれ、そんなことあったっけ?」
なんてことがままあります。

少し忘れやすい性質なのかもしれません。

海馬と大脳皮質

そもそも、記憶っていうものは
どんなメカニズムなんだろうと
いうことで調べてみたところ、
わかりやすかったのがこちら。

日本学術会議_おもしろ情報館index

その中のこちら「脳はこうして記憶する2」に

日本学術会議_おもしろ情報館「脳はこうして記憶する2」

新しい記憶の箱と消えない記憶の箱という
話が紹介されています。

かいつまんでいうと、

新しい記憶は「海馬」で一時的に保管され、
それを選別して「大脳皮質」に長期保管する

というメカニズムだそうです。

大脳皮質に変わるもの

私は海馬はともかく、大脳皮質が
やや劣化してるのかもしれません。

大切なのは、そこを鍛えることよりも
自力の衰えを知ることだと考えています。

そして、足りないものは別で補えばいいです。

長期記憶が難しいとなるなら、
「Evernote」の出番です。

忘れるということを前提にして、
覚えておかないとと感じることは
もちろん、忘れたくないと思うことも
ひたすらEvernoteにメモしています。

こちらの本から学びました。

これで、自分自身への
「覚えておかないと」という
プレッシャーから解き放たれ、
スッと肩の力が抜けました。

もちろんあとで見返したときに
覚えていることの方が多いです。

けれど、たまに「あぁ、忘れてた」
なんてこともやっぱり出てきます。

そのロスを未然に防ぐための
対策は絶対に必要です。

そして、いつでもどこでも
手軽にチェックできる
Evernoteは今のところ
それに最適なツールです。

DropBoxとEvernoteで
業務における様々なロスを
防ぐことができています。

ポジティブ変換

ブログを始めてから人の文章を
より積極的に読むようになり、
その文才に嫉妬することも
しばしばあります。

とくに身に起こった悲劇を
昇華させてダメージを軽減し、
のちに残る記憶を悲劇に
させない文章に遭遇すると
惚れ惚れします。

これを勝手に「ポジティブ変換」と
呼んでいます。

いずれ人の記憶は消え去ります。

残るのは記録です。

のちに残された文章が
ポジティブ変換されていれば
その悲劇は悲劇でなくなるのです。

最近見事だなぁと思ったのは
こちらのnote。

お食事中は絶対に読まないでください。

とってもショッキングなことだったと
思うのですが、もしこれを文章にせずに
夫婦の間だけでとどめていたら
当事者にとってはずーっと
つらい出来事のままです。

しかし、こうして文章にして、
それも悲劇で終わらせずに
笑いと前向きな姿勢に
ポジティブ変換したことで、
こんな悲劇ですら
プラスに感じられます。

(男女逆ですが、)
同じような出来事で
成田離婚してしまった
同級生の話を最近聞いたので
よけいに刺さったのかも
しれませんが・・・。

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【編集後記】
昨夜は小平奈緒選手の
金メダルにしびれました。
長い長い競技生活の中で
努力され続けてきたことが
目標のメダル獲得で報われた
その笑顔に泣けてきます。

【昨日の一日一新】
dp3quattroで姫路城撮影

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❐石田修朗税理士事務所HP

石田修朗税理士事務所 |姫路|

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。