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“ありたい姿”が見えていますか?

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幸福感や充実感に必要な二つの要素

自らの人生に幸福感や充実感を
抱くことができるかどうかは、
次の二つのことが大きく左右します。

「足るを知る」

「ありたい姿を知る」

足るを知る

人の願望・欲望は果てしなく
肥大化するものかもしれません。

居住環境一つとっても、
自分の部屋がほしいという
幼少期の願望に始まり、
都心のおしゃれな場所にある
ハイグレードなマンションに
住みたかったり、瀟洒な
高級住宅地に一戸建てを
持ちたくなったり、、、

何かを手に入れると
さらにその上に感じるものを
ほしくなるのは、人の性かも
しれません。

この願望を否定しているのではありません。

こうした願望によって世の中にさらに貢献し、
さらなる富を得て、一代で相当の財産を
築く人もいらっしゃるでしょう。

しかし一方で、、これではいつまでたっても
幸福感や充実感を得ることはできません。

こうしたものを得るために必要なのは、
財産ではなく、「知足」の心なんです。

自分は今、十分満ち足りていると
現状に感謝する気持ちがなければ、
幸福感や充実感を得ることは
できないでしょう。

とはいえ、やっぱりどうしても
かなえたい願望や欲求は
誰しも持ち合わせているはずです。

また、毎月月末の支払が不安で
眠れない状況下で「知足」って
言われても、ってなりますよね。

そこで、もう一つのことが
大切になります。

それは、どうなったら満足なのか、
つまり、自分の“ありたい姿”を
あらかじめ想定しておくことです。

“ありたい姿”を知る

“ありたい姿”とは、数年後や
数十年後の自分の願望です。

これを明確にしておきます。

そして、その姿と現状との
課題(ギャップ)を確認します。

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それらについて整理ができたら、
両者のギャップを埋めていきます。

このギャップが年々縮まっていたら
充実感を得られると思いませんか?

そして、より縮まったな、とか、

スクリーンショット 2016 06 27 13 17 08

今年は少し足りていないな、とか、

スクリーンショット 2016 06 27 13 17 14

知っておきたいですよね?

“ありたい姿”を思い描いていないと
こんな状態です。

スクリーンショット 2016 06 27 13 18 51

“ありたい姿”を思い描いていれば、
思い描かずに同じ状態にいるときよりも、
幸福感や充実感(ときには焦りも)は
高いはずです。

それは、自分の願望への接近を
感じられるからです。

それを可能にした要因は
(日々の行動はもちろんですが)
“ありたい姿”を明確にしたこと
にあります。

(仮の)ゴールを設定する

会社を経営するということに
ゴールはありません。

人の生命のように、
寿命というものもありません。

ともすれば、会社経営においても、
日々の行動管理と振り返りのみに
終始しがちです。

これではどこで幸福感や充実感を
得られることができるでしょうか?

5年後、当座預金残高を3,000万円にする、とか、
5年後、10人雇い、同業他社を上回る給料を支払う、とか、
5年後、〇〇の公園の近くに2号店を出す、とか、

なにがテーマでもいいんです。

“ありたい姿”を設定し、
それを意識しながら進むことで、
毎月・毎年の振り返り(決算)が
過去を知ることにとどまらずに
会社、ひいては経営者自身の
幸福感や充実感の指標に
置き換わります。

まだ(仮の)ゴールを設定していないという
経営者の方は、ぜひご自身の手で、頭で、
5年後のゴールを設定してみましょう。

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【編集後記】
6年前、事務所に5日間の休暇を申請して
慶良間諸島にダイビングひとり旅に
でかけた写真データが出てきました。
なんて魚だったかも忘れてしまいました。
ダイビングは非日常になれる、いい遊びです。

【昨日の一日一新】
桜山公園

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■ 石田修朗税理士事務所HP

開業支援・経営計画支援の石田修朗税理士事務所

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。