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成績優秀者への提言です。
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目次
よりよい方法があるかもしれない
「今の選択がベストである保証はない」
試験勉強の際に、常にどこかに
意識してほしいことです。
ある程度の計算問題を解けて、
ある程度の理論暗記もできて、
という状態は悪くありません。
しかし、それがベストの状態か
どうかははっきりしません。
逆に、「コレがベスト!」なんて
タイミングはいつまで経っても
やってきません。
よりよい方法があれば、
それを貪欲に取り入れる姿勢を
忘れてはいけません。
よどみなくできたとしても・・・
たとえば、消費税の課税売上割合算定。
①課税期間の課税売上高を計算して5億円判定。
その後、②非課税売上高を計算して、
①と②を用いて、③課税売上割合を算定します。
この工程がすべて頭に入っていて、
すらすらと転記し、電卓をたたけて
いたとしても、はたしてその解き方が
ベストかどうかはわかりません。
たとえば、①の課税売上高を計算した時点で
それを“メモリー”に記憶させることで、
その後の電卓ヒット回数を
確実に減らすことができます。
10桁をよどみなく打つよりも、
電卓の“メモリー”に記憶させて、
必要なときに“RM”で呼び出す。
この方が絶対的に速いです。
また、その後計算する③の課税売上割合も、
「個別対応方式」や「一括比例配分方式」の
計算で何回も使います。
であれば、先ほどの課税売上高を
使わなくなった時点で“CM”で
いったん“メモリー”をクリアし、
再度、「課税売上割合」を
“メモリー”させます。
そうすることで、大きな桁の分数式を
いちいち電卓上で計算しなくても、
“×”“RM”と押せば、それで事足ります。
“メモリー”を使いこなしていない人は
計算過程を正しく作れたとしても
まだまだ改善の余地があるのです。
わたしがしていた「遊び」
理論学習の王道は、コツコツまじめに
覚えることです。
コツコツと理論を覚えていくと、
確実に理論のストックがたまり、
解答に困らなくなります。
私もそれは継続しつつ、並行して
こんなことをしていました。
各テーマのタイトルだけを
一気に書き上げる。
各テーマのタイトルと、
最初の1センテンスだけを
一気に書き上げる。
いずれも、消費税を受験する際に
実際に行っていたことです。
狙いは、「えぇ〜っと、、、」という
思い出し時間を減らすこと、でした。
理論解答する際に、書くのが遅いのは
仕方ないとして、どこで時間をロス
しているかと分析すると、
各テーマのタイトルのリストアップと、
最初の数文字の言葉、に詰まりがちな
ことが判明しました。
そこでその部分を徹底的に鍛えることにし、
上記のような理論学習を取り入れました。
格段にスピードアップしました。
それまでも、理論はほぼ完璧に
覚えていたので、負けることは
ほとんどなかったのですが、
この練習を取り入れてからは
さらに理論で勝てるように
なりました。
他には、「課税資産の譲渡等」という
言葉に一つずつマーカーで色をつけて、
この理論では「課税資産の譲渡等」が
何回出てくる、みたいな切り口でも
遊んでいました。
いや、こういうのって
ある意味「遊び」なんです。
「遊び」をするからこそ、
いつもとちがう視点に
気づくことができるのです。
ここでいう「遊び」とは、
「不真面目」ということでは
ありません。
どちらかというと、
「脱力」ですね。
最後に
試験勉強は真剣勝負です。
王道である“コツコツまじめに
計算問題を解き、理論を覚える”
ことがまちがいなく一番大切です。
ただ、それと並行して少しちがった方法を
経験することで、それが思わぬ効果を
発揮することもあります。
それは解答テクニック的なことであったり、
はたまた視点をずらすことであったり、
さまざまです。
王道である“コツコツまじめに”を
きちんと実行しつつも、
もっと楽に解答する方法を模索したり、
少し力を抜いて視点の変化を楽しんだり、
そうしたことも常に求めていくべきでしょう。
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【編集後記】
最近、将来への視野が
いくぶん近くなりすぎて
いることに反省。
目先のことにとらわれず、
5年10年先を見ないと
いけませんね。
【昨日の一日一新】
MFクラウド給与
Mr.ポルコン
金豚 京口本店
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開業支援・経営計画支援の石田修朗税理士事務所
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石田 修朗
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