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それは「伝える姿勢」「届ける熱意」です。

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政治家の発信の実状

先日、ブロガー政治家?である
音喜多駿さんのブログに
兵庫県伊丹市でその活動を
スタートされた県会議員の
中田慎也さんに関する記事が
ありました。

さっそく中田氏のホームページを
閲覧してみました。

思ったよりざっくりしていて
正直ちょっとガッカリしました。

いつから更新されていないんだろう、
という感じです。

伊丹だけに空港問題なんかは
かなりデリケートなものですが、
“活性化”を主張されていますが
個々の問題について論点を整理し、
それに対する自身の主張を
明確に載せていただくことを
兵庫県民としては
お願いしたい次第です。

でも、これくらいでもまだ
発信されている方だと思います。

わたしの同級生の市会議員の
ホームページでの議会報告は
2014年から更新されていません。

いつも忙しく動き回っていますが、
彼からの発信はFacebookで
「どこそこの会合に顔を出してきた」
というものばかり。

市民とリアルに接点を持つことは大切ですが、
彼の声なり主張なりを知りたい人にとって
現状はあまり応えられていません。

それを突っ込むと「とにかく時間がない」と
返ってくるのでもう突っ込んでもいませんが・・・。

勝谷誠彦さん逝去

コラムニストとしてテレビや雑誌で
活躍された勝谷誠彦さんが
昨夜未明に亡くなられました。

第一印象としては過激なおっさんです。

が、よくよく話を聞いて、また、
その姿勢を観察していると、

・圧倒的な知識があること
・右や左に関係なく意見を広く聞く耳を持っていること
・それぞれの問題に対して自分なりの主張があること
・用いる言葉に強い責任感を持たれていること

こうした点が見えてきて
いつごろからか毎朝5,000字の
有料配信日記を購読していました。

そして、「良民常民であろう」と常に
主張されていた彼が、
人知れず独裁政治がまかりとおっている
兵庫県政にストップをかけるべく
県知事選に出馬されたときには
こみ上げるものがありました。

そして、知事選では微力ながら
お手伝いもさせていただきました。

変わらないことへの危惧と今できること <2017兵庫県知事選>

実際に陣営と接点を持つと
支持者のうち中高年層の多くが
ずいぶんと過激な右寄りで
「これは苦戦するだろうな」と
感じたことを今も鮮明に覚えています。

“この人たちと同じ立場をとりたくない”
“この人たちをわがもの顔にしたくない”
というバイアスがかかることが予想されたからです。

結果は健闘したものの敗北。

敗戦直後の生中継で暴言を吐かれたのは
エリートでありどこか驕りがあったのか
敗北を受け入れられない人間の弱さが出た、
と感じました。

また、このころから酒の量が増えたのか、
数年前に発症したうつ病が再発したのか、
有料配信日記にも誤字がいっそう多くなり、
文章も散らかり(失礼承知)が見受けられ、
そのうち回復するだろうと思いつつ
いっこうにその気配がなかったので
解約したのが今年の夏でした。

それ以降、どのような活動をされていたのか
あまり届いてこなかったのですが、
今回まさかこのような知らせが来るとは
思いもよりませんでした。

故人には多くのことを学び、
多くの言葉をもらいました。

そして何より、兵庫県がよりよくなるために
私財をなげうって出馬いただいたことは
兵庫県民として感謝しかありません。

心よりご冥福をお祈りします。

伝える姿勢、届ける熱意

自分がその立場に出る権利がありながら
それを行使しない以上、えらそうなことは
言うべきではないかもしれません。

しかし、それを承知で発言するなら、
政治家には「伝える姿勢」「届ける熱意」
といったものが絶対的に必要です。

「当選したら終わり」では
「売ったら売りっぱなし」の
営業と同じです。

売ったあと、納品してからが
本当のサービス提供のはずです。

見えないところで地道に
活動されているのでしょうが
選挙のときの主張の振り返り報告などは
選挙活動のときと同じくらいの熱量で
市民県民に届けていただきたいものです。

同じ友人でも、神戸市議会に属する友人は
毎年自身の政策実現通信簿を公開しています。

主張には賛同しかねるものもありますが、
その姿勢は大いに評価できるものであり、
それができる彼のことは尊敬しています。

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【編集後記】
汚れても平気(もともと汚れること前提)、
洗ってもすぐに乾く(化繊なのでほんと一瞬)、
機能的(軽量、防水、防風などそれぞれ特化)、
といった点から、子育て中の服には
登山系のアウトドアウェアが最適という
着地点に降り立っています。

【昨日の一日一新】
別宮の棚田
氷ノ山
ハチ高原
ナカザキコーヒーロースター

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❐石田修朗税理士事務所HP

石田修朗税理士事務所[姫路]

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。