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日曜の朝、至極の対談を観て心震えました。

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日曜朝のレジェンド対談

昨日、『ボクらの時代』という番組を初めて視聴しました。

出演していたのは、三浦カズ、前ゾノ、中田ヒデです。

アトランタ五輪、フランスW杯あたりに学生時代を過ごし、
寝る間を惜しんでサッカーを観まくっていた私には
興味深すぎる対談です。

この番組自体は初めて観ましたが、3人を集めて
フリートークをするという設定のようです。

一つひとつの話題が懐古的で、内容が新鮮で、
あっという間の30分でしたが、この中で、
有名な中田ヒデの偏食についての
エピソードが語られました。

当時からよく知られたことでしたが、彼は野菜を食べません。
口にすると嘔吐するという話を読んだこともあります。

このことについて、カズが
「ヒデの代表合宿のときのスーツケースの中、
お菓子だらけだったもんね。あとカップ麺とか・・・」
と切り出したのです。
そして、ヒデもそれを否定することもなく、
笑い話として受け答えしています。
(録画していなかったので、表現は
多少ズレているかもしれません)

日本サッカー史上最高の選手“中田英寿”

未だかつて、日本人プレーヤーの中で、中田ヒデほど
体幹が強く、ボールを奪われなかった選手はいません。
セリエAで屈強な外国人選手にぶつかられても、
簡単に倒れることはありませんでした。
ゲーム中の走行距離もたしか歴代代表トップレベルです。
その強靱な肉体から展開されるカウンターアタックは
昇格したてのペルージャの代名詞ともなりました。

彼よりも走るのが速い選手とかボール扱いが巧みな選手は
日本人プレーヤーの中にもたくさんいたでしょうが、
どう考えても、体の強さという意味での
身体能力はずば抜けていました。

子どもが野菜嫌いって言ったら、
お菓子やカップ麺ばかり食べていたら、
多くの大人は「そんなん言っていたら、
体が弱くなるよ。野菜を食べないと
ダメだよ」と言って野菜を食べることを
勧めるでしょう。

でも、それをヒデは覆してしまいました。

もちろん、ヒデが野菜を摂取していたら
とんでもないプレーヤーになっていたかもしれません。
しかし、それは証明不可能なことで、仮定の話になります。
ひょっとしたら、ヒデは自分だけの悩みとして
慢性的な体調不良を抱えていたのかもしれません。
しかし、これも本人が語らない限り、証明不可能です。

明らかになっている事実を整理すると、
「ヒデは野菜を食べずにお菓子ばかり食べていた」(本人・友人談)
「日本で最も強靱な肉体をもつプレーヤーであった」(実績)

ここから明らかになることとして、
「野菜の摂取拒否」 → 「不健康で弱い身体になる」
という流れは、必ずしもそうとは言い切れないということです。

“〇〇する方がいい”と“〇〇しないとダメ”は別物

“〇〇しないとダメ”というものの言い方には
気をつけなければいけません。

“〇〇しないとダメ”という言葉は、反証が出た場合に
その言葉自体が覆ってしまうのです。
事実に反することを口にしたことになってしまいます。

“〇〇する方がいい”という言葉は、反証が出たとしても
その言葉自体が覆るわけではありません。

人と人は、言葉を介してコミュニケーションをとります。

言葉(表現)はとても大事にしなければなりません。

自分の考えるところを正確に伝えることができているのか、
常に意識しておかないと、ふとした瞬間に違った解釈を
されるおそれのある表現になってしまいそうで怖いです。

しかし、それに怖がっていてはコミュニケーションがとれません。

24時間365日がOJTと考え、意識をしながら言葉を紡ぐことが
大切だと思っています。
私の発する言葉でおかしいな、ということが出てきたら、
こっそり教えてくださいね。

では。

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【編集後記】

『ボクらの時代』(フジ)は来週も、
カズ、ゾノ、ヒデ、の3人です。
日曜朝7時からの30分、
サッカーファンは必見です。

そして昨日のカズゴール、よかった!

【昨日の一日一新】

ボクらの時代

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。