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今、とんでもない時代に生きていることに気づかされました。

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新星現る

今年のUSOPEN、主役の一人は
なんといっても大坂なおみ選手。

フォアハンドを打つときに
少し早く左手が下がって
手打ち気味になる点と
右肩が下がって軸が
折れてしまいがちな点、
あとやや劣勢になったときに
そのまま崩れがちなメンタルから
あまり好きではない選手でしたが
今大会を通じてのハイパフォーマンスに
その見方を改めました。
というか、成長を感じました。

昨年と比べ、格段にシェイプアップして
我慢を覚えるようになった20歳の彼女は
ポイントを失っても自暴自棄にならずに
しっかりと耐えて、ついていき、
そしてスキを逃さずに逆転する、
そんな強者のテニスを手に入れました。

キーズやセリーナの強打にもくらいつき、
カウンターでそれ以上の攻撃を実行し、
ダメージを与えての完勝です。

今大会については
パーフェクトでしたね。

元々定評のあった攻撃力に加えて
あれだけフィットネスがよくなり
向上したディフェンス能力があれば、
取りこぼしすることも減るでしょうし、
現在の女子テニス界を見渡すと
絶対的なプレーヤーがいません。
あの伊達公子さんでもなしえなかった
世界ランキング3位以内という位置も
射程距離に入ってきました。

当然勝てない時期も出てくるでしょうが、
彼女のチームはこれまでも彼女の
ウィークポイントを一つずつ取り除き
チャンピオンに導いた実績があるので
そこは心配ないでしょう。

まだまだ荒削りな彼女の成長を
リアルタイムで見られることに
喜びを感じています。

鉄壁の守備を持つ王者が完全復活

一方、男子では鉄壁の守備神が
ついに帰ってきました。

ノバク・ジョコビッチ選手が
3度目の優勝を果たしました。

年初にケガから復帰したものの
決して全盛期のプレーを
取り戻せていなかった前半には
「もうあの鉄壁の守りは観られないかな」
と思っていましたが、
ウィンブルドン準決勝でナダルと死闘を演じた
あの試合でついに彼が戻ってきました。

そして、今大会では、序盤こそセットを失ったものの
2週目に入ると他者を寄せつけない圧倒的な強さで
セットを失うことなく優勝しました。

ツアー屈指の攻撃力を誇る
デルポトロ選手であっても
彼の牙城は崩せず、
決勝も3-0という完勝でした。

相手にとって、攻めても攻めても
深い位置に返球されて
打つ場所がなくなってしまう。

そんないやなテニスが戻ってきたことを
証明した大会となりました。

今がまさに歴史の1ページ

今大会の優勝でジョコビッチの
4大大会の通算勝利数がついに
14になりました。

「彼を抜く選手はいない」と言われた
サンプラスの記録14に並びました。

そして、すでにサンプラスを超えた
フェデラー(20)、ナダル(17)と
ともに現役選手3人が4大大会の
歴代勝利数トップ3という
異例の事態になっています。

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(Wikipediaより)

突出した王者がいて
ライバルがいない状況なら
通算勝利数が伸びるのも
理解できます。

が、この3人にアンディ・マレーを加えた
BIG4というライバル関係があるこの時代に
それぞれが勝利を重ね、
3人が歴代TOP3となるというのは
信じられない事態です。

千代の富士がごとくただひとりが
独走して達成した31場所優勝ではなく、
曙と若貴がしのぎを削った時代に
全員が40場所以上優勝というような
とんでもない事態なんです。

このBIG4はすでにベテランの域に入り、
さすがに終焉の時期が近づいています。

それでも現時点でこの人たちは
未だモンスタークラスであり、
同時代で戦うプレーヤーに
壁となって立ちはだかります。

そして、彼らの存在が
各プレーヤーのレベルを
数段引き上げていることも
またまぎれもない事実であり、
その結果、現在の男子テニスは
まちがいなく史上最高レベルです。

その中で奮闘中の錦織選手もまた
モンスターの一人です。

こうした時代を共にできていることは
本当に幸せなことだと改めて感じています。

テニスを観るなら今ですよ。
で、BIG4の誰か日本に来てくれんかねー。

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【編集後記】
週末は大坂なおみ選手の優勝という
うれしいニュースに沸きました。
災害が続いてたいへんな時期だけに
こうした勇気をくれる話題は
本当にありがたいですね。

【週末の一日一新】
モスバーガー ハニーレモンジンジャーエール

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❐石田修朗税理士事務所HP

石田修朗税理士事務所[姫路]

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。