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顔の見える店が好きなことと似ていました。

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なぜひとりを選択したのか

開業当初はひとりで運営し続けるとは
思っていませんでした。

拡大志向はなかったものの、
ある程度お客さんが増えたら
パートさん2人くらいを雇って
役割を分担して運営する
イメージでした。

そのために、雇用しやすい場所に
事務所を構えていましたし。

が、お客さんが少しずつ増えてきて
いよいよ雇用が現実味を帯び始めたころ、
「ほんとに人を雇って役割分担を
前提とした仕事したいのか?」という
疑問が湧いてきました。

というか、その感覚を持っていることは
うっすらとは気づいていたんです。

それが顕在化したわけです。

役割分担システムよりも
一気通貫スタイルの方が
好きだったというのが
決定打となりました。

そういえば、飲食店選びでも
役割分担のできた店より
全部やっちゃう店の方が
好みだったりします。

ファミレスと専門店

ファミリーレストランでメニューを開くと
そのラインナップの多さに感心します。

たいていのジャンルはあります。

客はその中からその日の気分で
好きなものを注文できる、
安心感があります。

この仕組みを支えるには
高度なマニュアルと一定の人数、
そして資金力を背景にした在庫保有、
人と物を管理するシステム、
こうした資源が必要です。

けど、これにはあまり魅力を
感じません。

子どもを連れていると便利なので
ときどき利用しますが、
できることなら顔の見える店で
お金を使いたいです。

わたしが日ごろ利用する店は、
マスターが一人、もしくは
夫婦二人で切り盛りする
専門性の高い店がほとんどです。

カレーだったり、
うどんだったり、
とんかつだったり、

お客さんと近い距離でつき合いつつ、
お互いに尊重する間柄を築いていく。

そんな空気感がたまらなく好きですし、
一度きりの人生の大半の時間をかける
仕事であれば、密度の濃い時間を
過ごせる方がいいと考えています。

役割分担という魔性の言葉

役割分担はある程度の
規模間の組織になれば
とうぜん必要なことです。

が、中小零細事業において
ボスが叫ぶ役割分担は
押しつけだったりもします。

自分ができない、やりたくない業務を
「これもいい経験だから」といって
スタッフに丸投げすることも
“役割分担”という言葉は正当化します。

そうなってしまう危機感は常に感じていて、
そうはなりたくない感覚が強くあります。

人を雇用していない現在でも
「これは本当にお客さんに頼んでいいことか」
「自分がやるべきことではないのか」
ということは常に意識しています。

相手が給料を払っている従業員だったら
この感覚が鈍ってしまう弱さが
自分の中にありそうです。

そうならずにとどまっているのは
「ありたい姿」と「ありたくない姿」の
両方を意識するようになったからです。

最後に

この両方を意識すると自ずと
スタイルがかたまっていきます。

業務内容、勤務先、勤務地、
こうしたことについての理想が
見えてくるかもしれません。

どんなスタイルがいいか定まらずに
不安になっている方がいたら
まずは自分の「ありたい姿」
そして「ありたくない姿」を
定めるところから始めましょう。

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【編集後記】
ブログ道場でえた気づきを基に
Googlesearchconsoleなどを
はじめて触ってみました。
おもしろいですね。
これからは見るようにしよう。

【昨日の一日一新】
明地峠(大山撮影)
貝田地区(大山撮影)
中国道新見IC
ブログ道場
宮崎うまか

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❐石田修朗税理士事務所HP

石田修朗税理士事務所[姫路]

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。