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どちらが正解かはわかりませんが、一つの事例としてわたしの話を。
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目次
ロスとミス
事業活動を継続する以上、
顧客獲得(営業)活動を
避けることはできません。
ましてや、ひとり事業であれば
それは苦手だろうが何だろうが
自分でやるしかありません。
見込み顧客の抱えるニーズは
通り一遍のものではなく、
多岐にわたります。
そうしたニーズに対して
限られたサービスしか
展開しなければ
機会ロスが生じます。
開業当初、そのロスをおそれて
サービス範囲を拡げました。
待っていたのはミスマッチでした。
そこで得た教訓は
「ロスもミスマッチもなく」と
いうのはわたしにはむずかしい
というもの。
そして、ミスマッチになるくらいなら
ロスしてもいい、ということで
今はロスを受け入れています。
ミスマッチを招いた過去
経営者の税理士に対するニーズの中に
「できるだけコストをかけたくない」と
いうものがあります。
逆の言い方をすれば、低コストというのは
それなりに価値のあるサービスです。
それを掲げなければ機会ロスが生じます。
開業当初、そのロスがこわくて
低価格プランを用意しました。
年2回に限定し、月次レポートや問合せ、
相談はすべてメールでやりとりする
ざっくりいうと、こういうプランでした。
これなら時間的な拘束が減るので
低価格でも問題ないということで
スタートしました。
このプランに生じたミスマッチとは
「時間があるならもっと気軽に会って
相談させてもらいたい」という要望に
「いや、それは契約内容とちがうので
プランを変更しないとムリ」というもの。
SNSでプライベートを公開していたので
時間に追われている様子がないことは
ご存知だったようです。
「わたしに時間(余裕)があるならもっと
サービスしてくれてもいいやん」という要望は
わたしの感覚では受け入れられませんでした。
その後、解約ということになりました。
ロスよりミスを選ぶ
そうした声が出た源流をたどれば、
訪問回数を限定する低価格プランを
設定したことにあります。
忙しそうなふりをすればいいやん、と
いうアドバイスも友人にもらいましたが
それはちょっとちがう気がします。
そこで、元凶をなくすことにしました。
サービス内容を、毎月訪問を基本とする
サポートに限定したのです。
必然的に低価格路線はなくなります。
機会ロスは生じていると思われます。
が、それでもいいか、というのが
正直な感想です。
ミスマッチになるくらいならロスを選ぼうと。
“ロスなくミスなく”ができれば
最も美しいと思うのですが、
わたしの力量ではそれはむずかしく、
わたしの度量ではミスマッチを譲歩して
受け入れることもできません。
極小資本、かつ、僅少なマンパワーで
しぶとく生き残っていくためには
機会ロスよりもミスマッチを避ける
という選択もありです。
疲弊することを是とする事業を
わざわざ独立してまでやりたいとは
思いません。
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【編集後記】
今日のテニスレッスンは
マンツーマンだったので
課題に感じていることを
特訓させてもらいました。
ヒントが見つかったので
早朝練習で反復して
モノにしていきたいです。
【昨日の一日一新】
とりのほね(ラーメン)
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❐石田修朗税理士事務所HP
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石田 修朗
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