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受験勉強はしんどいけど、少し工夫して強引に楽しもう、という話。

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ボキヒャクマンノオトコとの串本ダイビング。
靴下要らない税理士、ボキヒャクマンノオトコ、
超大手税理士法人のやり手税理士。

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TACでの友人の存在

つらく苦しくなりがちな受験生活を、ある程度楽しめた
最も大きな要因、それはTACでの友人たちです。

昼過ぎから当日券を求めて甲子園に行き、
試合が始まるまで理論大会を開いてみたり、
試験終了直後に40人くらいでビールかけしたり、
真冬に太刀魚釣りにいって一人も釣れなかったり、

同じ目標に向かって勉強している友人たちと、
定期的に半日程度息抜きイベントを行うことで
そのあとの勉強へのモチベーションを高めることに
繋がりました。
もちろん遊んでるだけでなく、相互に理論問題を
出し合ったり、ポイントを教えあったり、情報共有を
したりもしていました。
孤独に机に向かうことが苦手なわたしが合格できたのは
友人たちのおかげであり、今もときどき感謝しています。

教え上手が故にみんなが聞きに来て、
教えを受けたみんなが受かっていく中、
自分だけなかなか合格できず、
簿記論を5年連続で受験した友人もいました。
当時の簿記論年間受講料が約20万円だったので、
“ボキヒャクマンノオトコ”の異名がついた彼は
その後税理士資格を取得し、今は関西にある
絶賛拡大中の税理士法人で頑張っています。

自習室にいる名前も知らないライバル

また、友人でなくても、いつもの自習室のあの人は今日も
頑張っている、というだけで、気合いが入ったものです。

受験生としての最終年、私はいつもTACが開く前に
ビルの前に到着してEVホールで理論を回し、
自習室ではいつも決まった席で勉強をしていました。

数年を経て、飲み会で会計士の人と話をすると、
「いつもあの席で勉強されてましたね。
実は、自分の中で先に休憩しないように
張り合ってたんですよ」と
打ち明けられたことがありました。

私は私で、なかなか休憩しない彼を
けっこう気にしていたんですけどね。

お互いにいい効果があった模様です。

勉強にイベント感覚を持とう

実力テストや演習をイベントとして楽しめる人は
楽しんでしまうのもありだと思います。

最終年、消費税を勉強していたときは成績の
貼り出しを見るたびにドキドキしていました。

自分が財表を教えた教え子たちも同じ講義で消費税を
受講していたので、余計に負けるわけにはいきません。

圧倒的な差をつけるべく、毎日の勉強(事前準備)にも
いちだんと身が入りました。
そして、勝敗をはっきりさせるべく、毎回集合して
掲示板に向かったことを覚えています。

きっと彼らにとっても、私と張り合いながら勉強する
ことで少しは楽しんでもらえてたのではないかな。

また、上述の自習席の座席についても、
毎日の勉強をイベント化する意味で、
その席を確保するとミッションクリアという
闘いをひそかに続けていました。

この闘いは、演習の勝敗よりもはるかに楽です。

「朝早く起きて、TACに一番乗りする」という行動は
自分だけで完結する勝負だからです。

それだけに、この闘いに敗れることは、
誰かに負けるよりもはるかにキツいです。
言い訳がつきません。

だからこそ、プレッシャーはハンパないです。

とくに遅くまでお酒を飲んだあと、家に帰ると
“明日ぐらいいいんちゃう?”と悪魔がささやきます。
こいつに勝たなければいけません。

この勝負は、負けたところで自分が落ち込むだけで
誰に迷惑をかけるでもないし、お薦めです。

毎朝早く起きて勉強することがなかなか定着しない人は、
勝ち負けで考えてみましょう。
負けるたびに自分だけの罰ゲーム(一日チョコ禁止とか)を
設定しておくのもいいかもしれませんね。

ではでは。

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【編集後記】

今日はランチでサトナカへ。
ここのカレーはやっぱり美味い。

【一日一新】

京阪電車 トーマス号

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。